キャリア

2026.08.17 12:00

外部採用は20%減少、社内「隠れた求人」で理想の仕事を探す方法

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現在、求人市場の「正面玄関」は目詰まりを起こしている。最近の労働市場データによると、外部からの採用は、年初から20%近く減少している一方、離職率は低水準にとどまり、ほとんど変化がない。

現在の仕事に行き詰まりを感じている従業員は、そのままじっと耐えるか、あるいは、何カ月にもわたる過酷な外部への転職活動に踏み切るか。選択肢はその2つしかないと思うかもしれない。しかし、多くのプロフェッショナルが完全に見落としている、第3の選択肢がある──それは、社内でのキャリア転換だ。

外部市場が停滞している時には、自社の組織図に目を向けることが、最も賢明な選択となるかもしれない。採用が抑制されている経済状況において、あなたのような既存の従業員は貴重な資産だ。会社にとって、自社の文化に合わないかもしれない外部の候補者と比べると、はるかにリスクが低い。また、外部の候補者では、オンボーディングプロセスを乗り切れるかどうかも未知数だ。

LinkedIn(リンクトイン)の求人情報を眺めるのは、もうやめよう。以下では、雇用契約や税務関連の手続きからやり直す手間を省き、次の仕事を見つけるための戦略的な手順をご紹介する。

目に見えない「隠れた求人」

多くの企業には、「隠れた求人」が存在する。つまり、表立って募集されてはいないが、実際には働き手が必要な職務のことだ。こうした「隠れた求人」では、管理職が自分の部署に足りない人材を、外部のリクルーターに頼む場合の5000ドル(約80万円)以上という費用をかけずに補おうとしている。

社内異動を行うことで、二つの問題が同時に解決する。第一に、自身の成長という、従業員側のニーズが満たされる。第二に、「企業文化との相性が証明済みの人材」という、管理職側のニーズが満たされる。

こうした取り組みこそが、不確実性の高い労働市場にも耐えられるキャリアを築く方法にほかならない。たとえ現在のキャリアパスが行き詰まったように思えても、あなたは会社にとって、「手放すにはあまりにも貴重な人材」になれるわけだ。

他部署の責任者と「コーヒー面談」を実施する

仕事を理解していない部署に転身することはできない。まずは、自身の関心と合致するチームを率いる部門長を3人、特定することから始めよう。目的は、これらの部門長と会って、情報を集め、信頼関係を築くための「リスニングツアー」を行うことだ。彼らとつながるのは、新しい仕事をもらうためだ、という姿勢は捨てよう。

Slackやメールで簡潔に連絡を取り、彼らのチームの仕事に対する取り組み方に、以前から注目していたことを伝える。そして、この四半期に彼らが直面している課題について、もっと詳しく知りたい、と持ち掛けてみよう。15分ほど、コーヒーを飲みながら話せる時間があるか、尋ねてみるのだ。

日程が決まったら、面談中は注意深く耳を傾けよう。相手は無意識のうちに、表に出していないニーズを漏らすかもしれない。例えば、データ整理に苦労していたり、営業の視点を理解できる人材が不足していたり、といったことだ。そうした情報が、あなたにとっての入り口になる。

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翻訳=高橋朋子/ガリレオ

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