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2026.07.31 12:30

FIFA株式売却案をめぐる各国連盟との分裂、北中米カリブ海サッカー連盟が提案を拒否

Chris Brunskill/Fantasista/Getty Images

UEFAが加盟55協会の名で発表した声明の全文

UEFAとその加盟55協会は1つに団結している。我々は、ワールドカップおよびその他のFIFA主催大会の所有権を民間投資家に譲渡するというFIFAの提案を、全会一致で明確に拒否する。

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ワールドカップは投資商品として扱われてはならない。それはサッカー界が誇る最も偉大なスポーツ遺産の1つである。すべての大陸の選手、代表チーム、そしてサポーターによって何世代にもわたり築き上げられてきたものだ。そのいかなる部分も、民間投資家に明け渡されるべきではない。ワールドカップは売り物ではないのだ。

サッカー界にとってこれほど重要な提案が秘密裏に構想され、この競技の運営を託された者たちとの意味のある協議が一切ないまま承認の瀬戸際まで持ち込まれたことは、無責任であり弁解の余地がない。これは単なるリーダーシップの深刻な欠如にとどまらず、世界のサッカーの保護者としての役割をもつFIFAがその義務を放棄したことを意味する。

現在、世界中の各国協会は最後通牒を突きつけられている。サッカー界にとって最大の大会を不可逆的に簒奪されることを受け入れるか、あるいはその結果を甘受するかだ。これは「民主的な決定」ではなく、脅迫による統治であり、世界のサッカーの運営を託された機関としてふさわしくない強要行為である。

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しかし、我々の反対はプロセスの問題にとどまらない。

外部の投資家がFIFAの大会の所有権を獲得した瞬間、サッカーは永遠に変わってしまう。商業的リターンが永続的な義務となる。投資家の期待が日々のプレッシャーとなる。その瞬間から、国際試合の日程、大会の形式、そしてサッカーの未来を形作るあらゆる決定は、もはや「何が競技にとって最善か」ではなく「何が株主にとって最善か」によって推進されるようになるのだ。

このようなモデルが世界のサッカーと共存することはない。サッカーの未来は、経済的利益の最大化を第一の義務とする者たちの期待によって支配されてはならない。また、各国協会、リーグ、クラブ、選手、サポーターの利益が、投資家のリターンに従属するようなことがあってもならない。サッカーは、経済的利益のためにみずからの未来を抵当に入れることはできない。

欧州の立場は明確である。我々は、このモデルにいかなる正当性も与えることはない。次世代のためにただ預かっているにすぎないものを売り飛ばす道徳的権威など、誰ひとりとして持ってはいない。

本日の議論の結果として、この提案が全面的に放棄され、FIFAが二度とそのガバナンスや大会を民間所有に開放しないという拘束力のある保証が与えられない限り、この提案が存続する間は、UEFAのすべての代表チームはFIFA主催の大会に参加しない。

UEFAとその加盟国協会は、絶対的な決意をもってこの計画に反対する。誰もこの決断を疑うべきではない。

組織というものは、何を受け入れる用意があるかではなく、何を妥協することを拒むかによって評価される瞬間がある。今がまさにその時だ。

世の中には、売りに出すにはあまりにも重要すぎるものがある。FIFAワールドカップはサッカーのものだ。これからも常にそうあり続ける。そして、欧州が発言権を持つ限り、それが売りに出されることは決してない。

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翻訳=江津拓哉

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