星空ファンに人気の夏の流星群
ペルセウス座流星群は、毎年安定して多くの流星が出現し、年間でも指折りの流星数を誇る流星群だ。2026年はタイミングが絶妙で、極大が新月と重なるため、最も多くの流星が流れるときに月明かりのない完全な闇夜が約束されている。
米アリゾナ州にあるローウェル天文台の天文学者ニック・モスコヴィッツ博士は、ペルセウス座流星群とともに「三大流星群」に数えられる「ふたご座流星群」を引き合いに出し、次のように述べている。「12月中旬に見ごろを迎えるふたご座流星群と対照的に、(ペルセウス座流星群は)北半球の真夏に出現するので、夜でも暖かく、屋外に座っていて気持ちいい。夏休みを楽しむのにぴったりのイベントだ。しかも、驚くほど確実に流れ星が見られる」
1時間に最大100個の流星が出現
月明かりのない理想的な条件下では、極大前後の夜は1時間に60~100個の流星を見ることができる。流星の数は深夜過ぎから多くなり、夜明け前に最もたくさんの流れ星が見える。「今年も同様の状況になると予想している」とモスコヴィッツ博士は語る。「1時間に約100個の流星が観測できるだろう。他の夜と比べて約10倍多い」
流星群の活動が最も活発化する季節の幕開けを告げる存在でもある。「流星群シーズンの始まりだ。ペルセウス座流星群を皮切りに、12月のふたご座流星群までさまざまな流星群の到来が続く」
いつ、どこをどうやって見る?
いちばんの見ごろは、8月12日の深夜~夜明け前の数時間となる。この時間帯は、ペルセウス座が北東の空高く昇ってくる。流星はペルセウス座の付近にある「放射点(輻射点)」から飛び出してくるように見えるが、空のどこにでも出現するので、視界が開け、空を遮るもののない場所が観測には理想的だ。
最高の流星群体験をしたければ、街明かりから十分に離れた場所に陣取り、目が暗闇に慣れるまで20~30分ほど待とう。望遠鏡や双眼鏡は必要ない。ペルセウス座流星群は肉眼で堪能することができる。


