2026年屈指の見逃したくない天体ショーであり、夏の夜の風物詩として星空ファンに愛されている毎年恒例の「ペルセウス座流星群」が、8月に入ってまもなく見ごろを迎える。今年はたくさんの流星を見られる「当たり年」と期待されている。
7月17日から8月24日まで活動するペルセウス座流星群は、「スイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)」が内太陽系に残していった塵の帯(ダストトレイル)を地球の軌道が横切る際に生じる。高速で夜空を駆ける明るい流星が特徴で、壮観な「火球」と呼ばれる非常に明るい流星が出現することでも知られている。
活動期間の長い流星群だが、注目すべきは12日夜から13日明け方にかけてだ。今年は13日が新月なので、観測条件はほぼ完璧といっていい。
主なポイント
ペルセウス座流星群の活動期は7月17日~8月24日。最も活発に流星が出現する「極大」は8月13日の日本時間午前11時頃と予想されており、日本からは直前の12日夜遅く~13日明け方が最大の見ごろとなりそうだ。(編集部注:国立天文台によると翌13日夜~14日未明も期待できそうとのこと)
母天体はスイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)である。米国流星学会(AMS)によると、彗星が軌道上に残していった微細な塵や粒子(流星物質)が地球の大気圏に突入し、秒速59kmという高速で大気と衝突して発光する。
2026年はペルセウス座流星群の極大と新月が重なるため、数年ぶりにすばらしい「星降る夜」となるのではないかと天文関係者は期待している。街明かりのない暗い夜空の下なら、1時間に最大100個の流れ星が見られる可能性がある。
流星群が極大を迎えるわずか数時間前に、グリーンランド、アイスランド、スペインでは皆既日食が観測できる。欧州と北米の大部分では部分日食となる。
流星群の観測に最適な場所を探すには、光害マップで暗い夜空が残されている場所を探すといい。



