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2026.08.03 16:00

嘘つきより「無責任な発言者」を信用してしまう心理的メカニズム

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2人の同僚がまったく同じ誤った情報を伝えてきたと想像してほしい。1人はそれが誤りだと知りながら、あえて口にしている。もう1人はそれが真実かどうかわかっておらず、大して気にも留めていない。ただ、プレゼンで自信ありげに見せたかっただけだ。あなたは2人目の相手に対して、警戒を緩めてしまうのではないだろうか。彼らは「嘘つき」ではないと自分に言い聞かせ、それゆえに脅威も少ないと感じるのだ。

新たな研究によれば、この直感は極めて一般的であり、かなり有害であることが示された。

私たちは嘘つきよりも「無責任な発言者」を信用し、それが事実に大混乱をもたらす

ウェイクフォレスト大学の心理学者ジョン・ペトロチェッリ、イライジャ・ライス、ジョセフ・カランは、およそ800人の大学生を対象に3つの実験を行い、嘘つきと表現された情報源、または話す内容が真実かどうかを気にしない人物(学術文献では「ブルシッター:無責任な発言者」と呼ばれる)から誤った主張に繰り返しさらされたとき、何が起こるかを検証した。

今年『Current Psychology』誌に掲載されたこの研究は、ハリー・フランクファートが数十年前に唱えた主張を裏づけている。すなわち、私たちは真実を気にしない人には寛容だが、嘘つきにはそうではないという主張だ。ウェイクフォレスト大学の研究がこの議論に真に付け加えるのは、その代償の大きさを示した点である。

3つの実験を通じて、同一の誤った発言は、嘘つきに帰属された場合よりも、真実に無関心な情報源に帰属された場合のほうが信じられやすいと評価された。ただし、いずれも中立的な平均的人物よりは信じられにくいという結果だった。この差は、その主張を聞いた回数が多いほど大きくなった。これは「錯覚的真実効果」と呼ばれる古典的な現象で、単なる繰り返しによって物事がより真実らしく感じられるようになる。

しかし、最も示唆に富む結果はタイミングに関するものだった。参加者がすでに主張にさらされた直後に、情報源が嘘をついていたと研究者が明かした場合、誤った情報への信念は低下した。ところが、情報源が単に真実を気にしていなかったと明かした場合、信念は変わらなかった。つまり私たちは、嘘をつかれたと知ったときには考えを変えるようにできているが、単に相手が真実に無関心であったとわかっただけではそうならない。真実かどうかに無頓着なまま話し続ける人に対しては、同等の反射的反応を持っていないのである。

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