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2026.08.03 16:00

嘘つきより「無責任な発言者」を信用してしまう心理的メカニズム

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この研究が心の知能指数(EI)を伸ばすのに役立つ理由

心の知能指数(EI)とは、自分自身の感情、そして他者の感情を認識し、理解し、管理する能力であり、それによって人間関係や人生をより効果的にするための力だ。心理学者トラビス・ブラッドベリーが広めた研究によれば、心の知能指数は職務パフォーマンスの約58%を占め、トップパフォーマーの90%がEIで高スコアを示し、EIが高い人は平均的なEIを持つ人よりも年収が平均でおよそ2万9000ドル(約475万円)多いという。

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EIは4つの中核スキルで構成される。

・自己認識、すなわち自分の感情を認識し理解する能力
・自己管理、すなわち自分の感情に対処し調整する能力
・社会的認識、すなわち他者の感情を認識し理解する能力、そして他者に共感する能力
・関係管理、すなわち上記のスキルを活用して他者との関係を構築、維持、育む能力

心の知能指数の観点から見ると、この研究は社会的認識の機能不全の典型例である。あなたは一種の「動機の罠」にはまり込み、相手の意図の読み取りを事実(仕事や人生を効果的に行うために必要なもの)の代替としてしまうのだ。

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「この人は私を欺こうとしてはいない」と判断した瞬間、あなたの警戒心はその人物に対してだけでなく、その主張そのものに対しても緩む。相手の人格に悪意がないと判断したうえで、それが正確性の確認をやめる十分な根拠だと判断してしまうのだ。

社会的認識とは、他者を的確に「読む」ことだ。他者を的確に読むためには、2つの別々の尺度が必要である。まず、「この人物には悪意があったか」を問い、次に「その人が言ったことは実際に真実だったか」を問う。多くの人は最初の問いには答えるが、2つ目を飛ばし、最初の答えを2つ目の証拠として扱ってしまう傾向がある。この2つの問いを分けて考える時間をとれば、相手とその人が本当に言っていることについて、より正確な読み取りができるようになる。

他者の発言を読み解き、それが自分にどの程度影響を与えるべきかを判断する能力は、日常的に欠かせない経験であるため、社会的認識はEIの基礎となるスキルだ。自身の社会的認識のレベルを把握するために、ブラッドベリーをはじめとする心理学者たちは、妥当性が検証された心の知能指数の自己評価を受けることを推奨している。

あなたが問い忘れがちな質問

動機と正確性は別々の問いであり、一方について相手を無罪放免にしたからといって、もう一方についても無罪放免にすべきではない。次に「まあ、少なくとも嘘はついていなかった」と考えている自分に気づいたら、立ち止まって、実際に相手が何を言ったのか、その正確性を確認することを忘れないでほしい。

forbes.com 原文

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