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テクノロジー

2026.08.07 12:00

ChatGPTユーザー4割が離脱 プライバシーを守るイノベーションがネット利用を変革している

stock.adobe.com

プライバシーへの懸念は、サイバーセキュリティにも及ぶ

プライバシーへの関心の高まりは、企業やAIツールが自分のデータをどのように利用するかを懸念するユーザーだけに由来するものではない。そこには、サイバーセキュリティに関する懸念も含まれている。

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2025年、米国ではサイバー犯罪が過去最高水準に達した。FBI(米連邦捜査局)には、100万件を超える被害届が寄せられ、個人の被害総額は208億7000万ドル(約3兆4000億円)以上に上った。AIによって攻撃がますます高度化するなかで、サイバーセキュリティに焦点を当てたプライバシー対策の進展がますます重要になっている。

パスワードマネージャーや、サードパーティー製の認証ツールの普及は、アカウントを保護したいと考えるネットユーザーたちが、手間を惜しまず、進んで追加手段を講じていることの明確な表れだ。

米国サイバーセキュリティ同盟(National Cybersecurity Alliance)の記事は、次のように説明している。「パスワードマネージャーは、推測や解読が困難な、長くて複雑なパスワードを生成する(中略)しかも、それらを覚える必要はない。強力なパスワードとは、固有であり、少なくとも16文字以上で、文字、数字、記号がランダムに組み合わされたものだということを覚えておいてほしい。パスワードマネージャーを使用すると、各アカウントに固有のパスワードが割り当てられる。これは、あるアカウントが侵害されても、他のアカウントの安全は保たれることを意味する。(中略)パスワードマネージャーは、暗号化技術を用いてデータを不可読化するため、アクセス権限のない第三者は、その内容を解読できない。たとえ保存されたパスワードが第三者に傍受されたとしても、そのパスワードを使用することはできない」

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認証アプリは、2要素認証(2FA)をユーザーのアカウントにひも付け、30~60秒ごとに自動的に更新されるコードを生成することで、さらに強力な保護を実現する。ユーザーは、SMSでコードを受け取ることなく、より安全なソリューションを利用できるようになる。

こうしたプライバシー関連のイノベーションが、ウェブユーザーの利便性を高めることにもつながるという点は注目に値する。適切に設定されたパスワードマネージャーは、同期されたデバイス間でログイン情報を自動的に入力してくれるので、セキュリティを強化しつつ、より快適にウェブ閲覧ができるようになる。

次ページ > AIは、リスクとイノベーションの両方を加速させる

翻訳=藤原聡美/ガリレオ

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