郵便受けに投函されるチラシには、ゴミ箱に直行するものが少なくない。だが、お客さんの来店を待ち望み、わざわざコストをかけてチラシを制作している側には、それは死活問題だ。どんなチラシなら、ちゃんと読んでもらえて、さらに店に足を運んでくれるようになるのか。調査によって、そうしたチラシの法則が明らかになった。
ポスティングやデザインなどの事業を展開するアトは、20〜60代の男女1045人を対象に「紙のチラシに対する消費者意識と行動実態」に関する調査を実施したところ、もっとも好ましいチラシのサイズはA4版、続いてはがきサイズであることがわかった。また、思わず手を止めて読みたくなるチラシの内容は、「自分に関係ある情報だと直感した」もの、「クーポン・特典が目に入った」もの、「何のお店・サービスか一瞬でわかった」ものなどだった。

つまり、自分にどれだけメリットがあるかが一瞬でわかることが重要だと言える。そうした視認性を踏まえると、A4版かはがきサイズが適切なのだろう。

また、情報満載のチラシとシンプルな内容のチラシのどちらがいいかを尋ねると、全体では拮抗していたが、業種によって異なることが判明した。飲食店、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターは価格の比較検討に使われることが多いため情報充実系が、フードデリバリー、求人情報・行政広報・地域のイベント、不用品回収などの暮らしのサービスといったものはシンプル系が好まれる。



