マーケティング

2026.08.03 07:15

20%OFFより1000円OFFが効く理由 客が動くチラシ5つの法則

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クーポンや特売情報など、特典付きのチラシもあるが、そこでは興味深い人間の心理が見られた。通常5000円の商品またはサービスがあったとして、チラシに「表示価格から20パーセントOFF」とあった場合と、「表示価格から1000円OFF」とあった場合とでは、どちらを選ぶかとの問いでは、「1000円OFF」を選ぶ人が「20パーセントOFF」の約2倍になった。1000円引きも20パーセント引きも、割り引いた後の価格は4000円で変わらないのだが、金額が示されているほうがわかりやすい。パーセンテージで言われると、どれだけ得なのかをいちいち計算しなければならず、「パッと見」が勝負のチラシには相応しくないということだろう。

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また、通常5000円の商品がどれだけ安くなれば店に行こうという気になるかを聞いたところ、ここでも1000円引きなら行くという人がもっとも多かった。それ以下では足が動かない。不思議なことに、1500円引き、2500円引きでは行こうという人が減る。値引き幅が大きすぎると「怪しい」と感じてしまうのか、そこはこの調査では不明だ。

しかし、どんなに魅力的な特典を提示しても、訪店をためらう場合がある。その理由でもっとも多かったのが、「クーポンや特典の条件が厳しかった」ことだ。次がアクセスの問題。3番目は「そもそもチラシをほとんど見ていなかった」と、まさに「そもそも」の理由が示された。

もうひとつ、チラシが店の印象を左右することも忘れてはいけない。店やサービスを信頼できると思わせる要素を尋ねると、「会社名・住所・電話番号が明記されている」がもっとも多く、2位以下を約13ポイント引き離して1位となった。それに、「地元・近隣エリアの企業・店舗だとわかる」、「デザインが清潔感・誠実さを感じさせる」などと続く。

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文 = 金井哲夫

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