北米

2026.07.30 14:30

トランプ、ヨルダンの米軍基地への攻撃を受けイランへの「猛反撃」を表明

Andrew Harnik/Getty Images

Andrew Harnik/Getty Images

イランメディアは、革命防衛隊(IRGC)が米国の「侵略的行動」への報復としてヨルダンの基地を標的にしたと報じた。米国側も、中東の米軍部隊に対する「奇襲攻撃」を阻止したことを認めている。

FOXニュースのトレイ・イングスト記者は、米国時間7月29日朝に行われたドナルド・トランプ大統領との会話の内容として、大統領が「我々は彼らに猛反撃を加える」「(イランは)強烈な打撃を受けることになる」と述べたと報じた。

トランプがFOXニュースに語ったところによると、ヨルダンでの攻撃において、米軍には飛来する弾道ミサイルを迎撃するまでに数分間の猶予しかなかったという。今回の攻撃は、米軍とサウジアラビア軍が前夜、イラク国内の親イラン勢力に対して空爆を実施した直後に発生した。

情勢の泥沼化への懸念が高まる中、原油先物価格は29日朝に6.5%以上急騰し、1バレルあたり84.56ドルを記録した。

ヨルダンに駐留する米兵は約4000人だ。

米国とイランは外交交渉による停戦の道を探るため、先週末には一時的に報復攻撃を停止しており、トランプも28日の時点では新たな攻撃よりも和平交渉を好む姿勢を示していた。イランによるヨルダン攻撃と、20人が死亡したとされる米・サウジによるイラク空爆のどちらが先に実施されたのかは不透明だ。また当局は、ヨルダン国内のどの軍事拠点や資産が標的となったかを公表していないが、米国はムワッファク・サルティ空軍基地やキング・ファイサル空軍基地など、ヨルダン全土にある12カ所の軍事施設へのアクセス権を有している。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事