7. ウォータードロップ(WDH)
ウォータードロップの事業概要
株価:1.20ドル
PBR:0.6
PER:5.5
負債資本比率:0.06
3年間の売上高成長率:17%
配当利回り:4.0%
ウォータードロップは、中国で大規模なオンライン保険マーケットプレイスと医療クラウドファンディングプラットフォームを運営している。
WDHが有力候補である理由
ウォータードロップのPERは5.5倍で、業界平均の14.1倍を61%下回る。投資家はまた、2024年以降の全四半期にわたる同社の売上高成長の実績、負債を上回る現金を有する厚い流動性、そしてAI主導の保険販売への戦略的移行を評価している。
直近の決算発表で、ウォータードロップは純営業収益が64.8%増、営業利益が5%増となったと報告した。同社の「AI Insurance Expert」リソースが生み出した初年度保険料は17.7%増加した。
ウォータードロップは2024年に年2回の配当を開始した。直近の配当0.024ドルは、4%の利回りに相当する。
8. カレドニア・マイニング・コーポレーションPLC(CMCL)
カレドニア・マイニングの事業概要
株価:17.98ドル
PBR:1.2
PER:5.3
負債資本比率:0.39
3年間の売上高成長率:26%
配当利回り:3.1%
カレドニアは、ジンバブエにある1つの資産を通じて金の探鉱、開発、生産を行っている。同社は開発プロジェクトのパイプラインを有し、より大規模な生産会社へ進化することを戦略的優先事項としている。
CMCLが有力候補である理由
カレドニアのPERは5.3倍で、業界平均の12.8倍を59%下回る。同社は現在1つの鉱山を運営しているにすぎないが、その事業は成長施策と手厚い配当プログラムの資金を賄うのに十分なキャッシュを生み出している。今後については、カレドニアのBilboes Gold Projectが2028年後半に生産を開始すると見込まれている。同プロジェクトの予想税引き後内部収益率は、金価格を2548ドル(約40万円)と仮定して32.5%である。金が現在4000ドル(約63万円)近辺で取引されていることを踏まえると、実際のリターンは大幅に高くなる可能性がある。
第1四半期に、カレドニア・マイニングは売上高が18.3%増、利益が69.4%増となったと報告した。高水準で推移する金価格が寄与した。一方で、同四半期に採掘された鉱石品位が低かったため、同社の金生産量は実際には予想を下回った。
同社は四半期ごとに0.14ドルの配当を支払っており、利回りは3.1%である。
単一鉱山や新興国リスク、割安さの理由を見極める
バリュー指標と成長指標を同時に用いてスクリーニングすることは、「安いのには理由がある」企業を除外する助けになる。一定の成長特性があっても、低いバリュエーションは、投資目標に合わないリスクを反映している可能性がある。単一資産の鉱山運営、新興市場へのエクスポージャー、変動する配当、地政学リスクはいずれも慎重な調査を要する。割安株の潜在的なリターンを得たいのであれば、そのリスクを理解し、受け入れなければならない。


