働き方

2026.07.30 18:00

生産性が高い人ほど「がんばらない」、心理学者が教える5つの怠惰な習慣

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どう返信するか、何を着るか、何を食べるかといった、その日40回目の小さな選択は、個々には大した労力を要しないにもかかわらず、4回目の選択に比べて不釣り合いなほど難しく感じられることがよくある。

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本当に重要な決断のためにエネルギーを温存している人々は、重要でない決断にいちいち悩まないようにしている。毎朝同じ朝食を食べたり、同じ仕事から始めたりするのは、頭が固いからではなく、限られた意志力を本当に必要とされる瞬間のために節約するための、静かな自己防衛策なのだ。

習慣5:完璧を追い求めず、「十分なレベル」で留める

意思決定の研究者は、選択に対する姿勢を2つに分類している。1つは、考え得る限り最高の選択肢を徹底的に探し求める「マキシマイザー(最大化人間)」。もう1つは、選択肢が「十分に良い」基準に達した時点で探索を終了する「サティスファイザー(満足化人間)」だ。この「サティスファイシング(満足化)」という言葉は、経済学者であり心理学者でもあるハーバート・サイモンが提唱した。

学術誌『Journal of Personality and Social Psychology』に掲載された2002年の研究で、この2つのアプローチを直接比較したところ、たとえ客観的な結果が同じように優れていても、マキシマイザーはサティスファイザーよりも多くの後悔を感じ、自分の決定に対する満足度が低いことが分かった。ここで注目すべき習慣は、いい加減に済ませることではない。これ以上磨きをかけても成果は向上せず、単に作業者の心身をすり減らすだけになる明確な境界線を見極める規律を持つことだ。

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これらの習慣に共通すること

率直に言えば、これらの習慣はいずれも、もっと働く方が責任を果たしていると感じられるような瞬間に、あえて目に見えて行動を控えることを伴う。これらを結びつけているのは、最小限の努力で済ませようとする怠惰な哲学ではなく、人間の脳や精神の限界がどこにあるかを的確に理解し、その限界を克服すべき障害として扱うのではなく、限界と協調していこうとする姿勢だ。もし、勤勉さの名のもとにこれらの習慣をすべて拒絶すれば、目に見える動きは多くても、実際の進捗と呼べるものはほとんど得られない結果に終わりがちだ。

これは、真に重要な仕事から手を引くことを勧めているわけではない。自分の努力が本当に成果に直結しているのか、それとも「今日も1日がんばった」という自己満足を得るための単なる「パフォーマンス」に過ぎないのかを、より素直に見極めるべきだと提案しているのだ。

forbes.com 原文

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