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2026.08.02 13:00

経験者が語る、AI企業が「ドットコムバブルの失敗」を繰り返す理由

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多くのテレビコメンテーターや識者が、ドットコムバブルと現在のAIを取り巻く状況がいかに似ているかについて、テレビで語り、記事を発表してきた。この比較には、いくつもの点で納得できる部分がある。いずれもテクノロジーに関わるものであり、ドットコムバブルが経済に強烈な爪痕を残したのと同じように、AIも同様の影響をもたらす態勢にある以上、比較の対象となるのは自然なことだ。

しかし、そうした論者と私の間には大きな違いがある。彼らはドットコムバブルの時代を生き、その影響を目にしたかもしれない。だが私は、その渦中にいた。そして、既成概念にとらわれないいくつかの発想がなければ、私の会社もまた淘汰の波に飲まれて消え去っていたはずだ。

私に起きたことから、今日に通じる教訓があるかどうかを見てみよう。

少し背景を説明しよう

1995年、私は後に24/7 Mediaとなる会社を立ち上げた。投資家はその会社に数百万ドルを注ぎ込み、ある時点では評価額が20億ドル(約3270億円)近くに達した。だが別の時点では、1株わずか9セントになった。文字通り、ジェットコースターのような激動の歳月を経験した。

バブルが崩壊すると、事業を存続させる方法を見つけなければならなかった。私たちは多くの厳しい決断を下した。そして最終的には、苦境を乗り越えただけでなく、以前よりも強い会社となり、やがてWPPに6億4900万ドル(約1060億円)で買収された。決して容易ではなかったし、それを可能にしたのはチームの懸命な努力と献身にほかならない。

では、ドットコムバブルを引き起こしたものは何だったのか。当時、あらゆる企業がインターネットを、数十億ドルの可能性を秘めた未開拓の資源と見ていた。投資家が参入し、結果を求める代わりに、私たちが規模を拡大し続ける限り、さらに多くの資金を喜んで提供した。その前提にあったのは、一定の規模に達すれば、大きすぎて潰せない存在になるという考えだった。利益を上げることは、その後に考えればよかった。

どこかで聞いたことがある話ではないだろうか。

AIはどのように関わるのか

1990年代後半のドットコム企業と同じように、AI企業はいま、投資家にとって最も注目される存在である。投資家に数百万ドルの利益をもたらしており、その技術は、私たちがコンピューターとやり取りする方法だけでなく、誰が雇用され、誰が雇用されないのかさえ変え得るほど重要だと見なされている。だが一部のAIスタートアップは、24/7 Mediaが抱えていたのと同じ問題を抱えている。その中には、収益を上げることに十分な関心を払っていないという点も含まれる。

多少の収入はあるものの、既存事業をすでに持っていた企業(例えばGoogleやMetaのような企業)を除けば、独立系AI企業はいずれも、入ってくる収入がごくわずかな一方で、数十億ドルの債務を抱えている。サーバーには多額の費用がかかる。計算能力も高価だ。世界を変える技術に近道などない。そのことは明らかだ。だが、彼らはいつか利益を上げられるのだろうか。

しかも、それは問題の一つにすぎない。

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