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2026.08.03 07:00

32兆円市場のゲーム業界を救うか、元EA幹部創業のLiquidnitroが挑むAI活用の新戦略

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Newzooのデータによると、世界の消費者が昨年ゲームに費やした金額は2010億ドル(約32兆2000億円)を超え、過去最高を記録した。それでも、この業界は危機の中にある。ゲーム開発予算の急増とハードウェアコストの上昇が収益を圧迫しているうえ、毎年20万本を超えるゲームがデジタル配信される市場の飽和により、大手ゲームスタジオでさえ消費者の注意を引くことが難しくなっている。

こうした混乱の中で、Liquidnitro Gamesの創業者たちは機会を見いだした。インドを拠点とする同社は、自社のIP(知的財産)を開発するのではなく、ゲームパブリッシャーのパートナーとして、アイデアをより迅速かつ効率的に市場に投入し、より売れやすい形にする支援をしている。

Liquidnitroは、Electronic Artsで幹部職を務めていた創業者らによって2024年に立ち上げられ、急速に成長してきた。現在の従業員数は約140人に上る。同社は最近、1910万ドル(約30億6000万円)のシリーズA資金調達ラウンドを完了し、先日、セドリック・コロンブを最高技術責任者(CTO)に任命すると発表している。フランス出身のコロンブは、テンセント・ゲームズ・グローバルとEA MobileでCTOを務めた経歴を持つ。

Liquidnitroは特に3つの領域に注力している。ゲーム会社が新作ゲームをゼロから立ち上げる支援、ライブサービスゲームの構築支援、そしてアジア、北アフリカ、中東といった高成長市場への進出支援である。同スタートアップは過去2年の大半を費やし、パートナー企業がより優れたゲームをより迅速に開発できるよう、人工知能(AI)を活用した独自のテクノロジープラットフォームを構築してきた。

「市場には、低コストで自動化されたゲーム制作やビジネスインテリジェンスを約束するAIツールがあふれている」と、Liquidnitroの共同創業者兼CEOであるサンディープ・コウドリーは語る。「私たちは、その逆の仮説に賭けている。AIは、プレイヤーが思い入れを持つうえで不可欠な感情的な深みを取り除くことなく、開発チームの創造性をさらに広げ、プロダクト上の意思決定を研ぎ澄まし、実行力を高めるべきだ」

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