宮古島でスマホの修理および買取を行う「イケモバ宮古店」によれば、気温と海水温が上がる6月以降、海で遊ぶ人が増えるのにともない、水没したスマホに関する相談件数も増えるという。今年前半に受け付けた修理件数のうち、水没が占める割合は、5月は10.3パーセントだったが、6月は18.7パーセント、7月は17.8パーセントと2倍近くにまで上昇している。
イケモバを運営するEAGLEは、スマホの防水性能が向上したことで、プールや海にスマホを持ち込む人が増えていると話す。だが、メーカーが示す防水性能は真水を前提とした試験値であり、海水はその条件に含まれていない。海水は塩分を含むので、水没させると真水の場合よりも深刻な状態になりやすいとのことだ。
また、防水性能は経年劣化する。落とした衝撃で本体にわずかな隙間ができることもあれば、内部の防水シールが古くなって防水の力が失われることもある。そのため、去年は大丈夫だったがた今年はダメというケースが珍しくないという。
そこで同社は、スマホを水没させたときに「やってはいけない4つのこと」を示して注意を呼びかけている。
1. 電源を入れる、動作を確認しようとする
内部が濡れている状態で電源を入れると基板がショートして損傷が広がる。そのため、取り出せたはずのデータが失われることもある。
2. 充電ケーブルを挿す
充電端子から内部に水が入り、そこに電気が通るため非常に危険。
3. 本体を振って水を出そうとする
振ることで、まだ水に濡れていないところまで水が回ってしまう。
4. ドライヤーの温風で乾かす
熱で内部の接着が緩んでしまう。乾くのは表面だけ。
水没させたら、電源を切った状態で、できるだけ早く修理店に持ち込むというのが鉄則だ。水没スマホは、時間が経つほど状態が悪くなるという。水に含まれるミネラルが回路を侵食してしまうので、放置する日数が増えるごとに修理が困難になる。とにかく、余計なことはせず、できるだけ早く修理を依頼しよう。
宮古島などの離島では、修理用の部品がなく、本島や本土からの取り寄せになることもある。そうなれば修理に時間がかかり、旅行が台なしになる。そうならないよう、くれぐれもご注意を。



