教育

2026.08.02 09:15

現役高校生の「変えてほしい校則」ランキング、1位はスマホ使用 3割は不満なし

プレスリリースより

プレスリリースより

高校時代を振り返ったとき「なぜこんな校則があったのだろう」と疑問に感じたことはないだろうか。時代が令和となった今、現役高校生は学校の校則をどのように受け止めているのか。株式会社ワカモノリサーチは、全国の現役高校生を対象に「変えてほしい学校の校則」に関する調査を実施した。

【調査概要】
調査期間:2026年6月8日~6月18日
調査機関:株式会社ワカモノリサーチ
調査対象:全国の現役高校生(男女)
有効回答数:831名
調査方法:インターネットリサーチ

約3人に1人は「変えてほしい校則はない」

「変えてほしい学校の校則はあるか」と尋ねたところ、「ある」が68.0%、「ない」が32.0%だった。高校生の約3人に1人は、現在の校則に不満を感じていないことが分かった。

「変えてほしい校則はない」と回答した生徒からは、「現状の校則で満足している」「そんなに理不尽な校則はなく満足している」といった声が寄せられた。

他にも「校則がない」という回答もあり、校則そのものを設けていない学校もあることが紹介されている。さらに「髪型が自由」「染髪OK」「巻き髪OK」「スカートの長さが自由」「スマホ触ってもいい」「授業中スマホがありだから」など身だしなみやスマートフォン利用の自由度が高い学校では、校則への不満が少ない傾向も見られた。

変えてほしい校則1位は「スマホ使用」

「変えてほしい校則がある」と回答した高校生に具体的な内容を聞いたところ、ランキングは次のようになった。

変えてほしい校則として最も多かったのは「学校でのスマホ使用」だった。自由回答では「学校内の日常を撮影したい」という声もあり、学校生活の思い出を写真や動画で残したいという思いがうかがえる。

2位は「メイク(化粧)」、3位は「ヘアスタイル・髪の色」で、女子高校生からは「髪の色を染めたい」「巻き髪にしたい」といった声が寄せられたほか、4位「ピアス」がランクインした。一方、男子高校生からは「ツーブロック禁止」を見直してほしいという意見も目立ったという。

5位は「ジャージでの登下校」。制服へ着替える手間を省きたいことや、動きやすい服装で通学したいという理由から、ジャージで登校できるようにしてほしいという回答が見られた。

このほか「アルバイト禁止」「登下校のルール」などの校則を見直してほしいという意見も寄せられた。女子高校生からは「制服の着こなし方が厳しすぎる」「スカートの丈について」「指定の靴下をやめて欲しい」といった制服に関する声も挙がった。

校則の意味の不明瞭さが不満の原因か

昭和に学生時代を過ごした世代から見ると、「変えてほしい校則はない」と答えた高校生が約3人に1人いたことは少し意外だった。かつてはスカート丈や靴下の色、髪型など細かな校則が多く、その理由を知らされないまま守ることも珍しくなかった。

一方で今回は、スマートフォンの使用やメイク、ヘアスタイルなど、時代を映すテーマが上位に並んだ。校則には安全面や衛生面などの理由があるものも少なくないが、その目的がきちんと伝わらなければ生徒が「なぜこんな校則があるのか」と疑問を抱くのも自然だろう。ルールを見直すことだけでなく、「なぜ必要なのか」を対話を通じて共有することも、これからの学校には求められているのかもしれない。

出典元:ワカモノリサーチ

プレスリリース

文=福島はるみ

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