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2026.08.01 12:00

AI時代に揺らぐ「工学部=安全」神話、新卒採用25%減の現実と生き残りの条件

ジョージア工科大学(Chad Robertson - stock.adobe.com)

ブロックによると、同僚の一人が、学生が対話できるAI搭載のアバターを開発したという。「これらのアバターは、文脈に応じて異なる人物を演じる」と彼は説明する。「ベンチャーキャピタリスト(VC)役になって学生のエレベーターピッチ(短時間でのプレゼンテーション)の相手になることもあれば、製品の技術的レビューを行う担当者役になることもある」。その目的は、「これらの新しいテクノロジーを活用することで、技術面だけでなく、将来チームで働く際に重要となるあらゆる能力を備えた、より優れたエンジニアを育成すること」だとブロックは語る。

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クリーブランドにある私立研究大学、ケース・ウェスタン・リザーブ大学も今年のニュー・アイビー・リストに選出された。同学工学部のスーザン・ハグネス学部長は、AIの進歩に関わらず必要とされる、他分野でも応用可能な人間的スキルの習得を学生に強調していると話す。

「本学の工学部の学生は、カリキュラム全体から多種多様な科目を履修することができ、実際にそうしている学生も多い」とハグネスは言う。「多くの工学部の学生が哲学やその他の人文学系の科目を履修している。AIリテラシーの重要性が高まる一方で、企業がAIには代替できない人間の知的能力(ソフトスキル)を重視していることを私たちは知っている。だからこそ、こうした科目の履修が彼らの強みになると考えている」

ハグネスによると、2025年に正規雇用を希望したケース・ウェスタン卒業生の98%が、卒業後3カ月以内にフルタイムの職に就いたという。工学部の学生に限ると、23%が初年度の年俸が10万ドル(約1640万円)を超える職を手に入れたという。

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現在の冷え込んだ採用市場において、ケース・ウェスタンの多くの学生は卒業の約10カ月前に就職活動を開始し、専攻分野にこだわらず、幅広い選択肢を模索しているとハグネスは言う。「私たちは学生に、批判的に思考し、創造性を発揮し、問題を解決することを教えている。これはあらゆる産業セクターで常に高い需要があるため、学生は工学分野だけでなく、コンサルティング、ヘルスケア、金融サービスなどにも進出している」

一方、デトロイト在住でMSUを卒業したボールドウィン=ウィリアムズはどうだろうか。IT分野でのフルタイムの仕事を求めて活動を続ける傍ら、彼は自身の幅広い興味とコミュニケーションスキルを活かし、ファッションブランド向けのウェブサイトやアプリ構築を支援するフリーランスビジネスを立ち上げている。「やりたいことを追求する方法を自分で見つけなければならなかった」と語る彼は、地元のクリエイティブなコミュニティで、今や「テック系の人」として知られているという。

forbes.com 原文

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