ドナルド・トランプ大統領は米国時間7月26日、トゥルース・ソーシャルにAI生成画像を立て続けに投稿した。そうした画像の中には、政敵や批判派を冷笑し、イランを威嚇する内容のほか、ジョン・F・ケネディやジョージ・ワシントンといった歴代大統領と並び立つ画像などが含まれる。過去にも物議や批判を醸してきたAI画像の連投をトランプは再び強行した。
43件の画像を6時間で連投、CNN記者やアーティストなどを次々と標的に
米国東部時間26日午前11時16分から午後5時16分までのわずか6時間の間に、トランプはトゥルース・ソーシャルに合計43枚もの画像を投稿した。その大半はAIで生成された風刺画やディープフェイク画像とみられる。
この連続投稿は、CNNのジャーナリストであるケイトラン・コリンズをトランスジェンダーのインフルエンサーであるディラン・マルバニーとして描いた画像から始まった。これは、ホワイトハウス記者協会の夕食会でトランプが口にした揶揄を再び蒸し返したものだ。
続いてトランプは、大物ミュージシャンのブルース・スプリングスティーン、元ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ、女優でコメディアンのロージー・オドネルといった著名な自信の批判勢力を揶揄するAI風刺漫画を共有した。
さらに別の投稿では、深夜トーク番組の司会者であるジミー・キンメル、スティーヴン・コルベア、ジミー・ファロンの3人が破産して失業し、お金を恵んでもらう様子を描いた画像を投稿した。なお、キンメルとファロンの番組は現在も放送が継続されている。
その後トランプは、イランのカーグ島が爆撃される様子や、イランの石油タンカーが米軍およびトランプ本人によって押収される様子を描いた一連のディープフェイク画像を投稿し、同国への威嚇を重ねた。
トランプの一部のAI投稿は他者をあざ笑うものだけではなく、2028年大統領選への再出馬の可能性を再び匂わせるものもあった。もっとも、合衆国憲法が定める任期制限によって彼の再出馬は不可能とされている。



