健康

2026.07.28 12:30

猛暑で「メンタルを壊す」ワースト習慣6選、脳機能を低下させるNG行動の正体

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3. 睡眠時間の「長さ」よりも体内時計の「質やリズム」を優先

熱波は私たちの体内時計に大きな影響を及ぼす。周囲の気温が高いとメラトニンの生成が妨げられる。深いレム睡眠に入るには体がクールダウンされなければならないからだ。これが難しくなると睡眠は細切れになる。十分な休息が得られなくなる結果、不安が高まり、翌日の感情的な回復力が低下してしまう。

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何時間ベッドに横になっているかだけに注目するのではなく、睡眠環境を最適化してみるといい。扇風機や遮光カーテン、移動式のエアコンなど、身体を冷やすための機器に投資し、夜間に深部体温が確実に下がるようにするのだ。長い夏の夜に夜更かしをして睡眠時間を削るよりも、体内時計のリズムを守る方がメンタルヘルスにははるかに大きな効果がある。

4. 一番暑い時間帯に重要度の高い知的作業をする

企業文化では生物学的な制約が無視されがちで、7月でも3月と同水準の成果を求める。研究によると、周囲の気温が上がるにつれて情報処理速度や作業記憶(ワーキングメモリ)、問題解決といった認知能力は著しく低下する

熱波真っ只中の午後2時に戦略を練ったり、契約をまとめようとしたりすることは、自分の前頭前野を相手に勝ち目のない戦いを挑むようなものだ。可能であれば、暑さの影響を受けにくいように予定を組むとよい。最も重要な知的作業は早朝に行うようにする。事務作業や会議、あまり頭を使わない作業は集中力や判断力が自然に低下する一番暑い時間帯に回すといい。

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5. カフェインやアルコールの摂取

夏には対面で楽しむ機会が増えることが多い。1日を通してアイスコーヒーやエナジードリンク、アルコールなどを飲む機会が増える。

だが猛暑の中ではこうした飲料の摂取はかえって危険なものとなる。いずれも脱水症状を隠し、脳の働きの鈍りや気分の変動、疲労を急速に悪化させる。午後のだるさを乗り切ったり、夜にリラックスしたりするためにこれらに頼ると炎症と認知機能低下の悪循環を招く。カフェインの代わりに電解質を豊富に含むものを摂取し、猛暑のピーク時にはアルコールを控えることを検討したい。

6. タスクの先送り

夏になると、多くのプロフェッショナルは仕事に気持ちが入らなくなり、重要な計画や会議、意思決定、戦略策定を秋まで先送りする。多くの人が1週間単位の休暇を取ったり、子どもが夏休みで家にいたりする時期であるためだ。だがその結果、第4四半期に向けて不安が募る。

実際、先送りされたタスクによる精神的な負担は暗い雲のように頭から離れなくなる。この心理的ストレスに暑さによる身体的ストレスが重なると圧倒的な圧迫感を生み、身動きが取れないような感覚に陥る。最も簡単な解決策は責任を完全に無視することではなく、規模を縮小することだ。たとえば、15分というわずかなメンテナンス時間を設けたり、全員が前進していることを確認するために月に1度、チーム全体で状況確認を行ったりするといい。

天候をコントロールすることはできないが、日々の習慣や暑い夏の過ごし方は自分で調整できる。猛暑の中でメンタルヘルスを守るために必要なのは、楽しむために無理をしたり、耐え続けたりすることではない。自分の身体的な限界を尊重し、普段の習慣を少し調整することで夏のバーンアウトを防ぎたい。

forbes.com 原文

翻訳=溝口慈子

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