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2026.07.28 09:30

外国人が世界一暮らしやすい国はパナマ 退職後の人気移住先が上位を独占

パナマの首都パナマ市のボリバル広場(Getty Images)

パナマの首都パナマ市のボリバル広場(Getty Images)

600万人以上の会員を擁する世界最大の海外在住者向けサイト「インターネーションズ」は、毎年恒例となっている「外国人が暮らしやすい国ランキング」の最新版を公表した。

世界31カ国に住む約8000人の回答者を対象としたこの調査は、生活の質、定住のしやすさ、外国人の労働環境、個人の経済状況、外国人居住者に不可欠な支援という5つの指標について詳細に分析し、海外在住者の生活実態を明らかにしている。

3年連続で1位に選ばれたパナマ

3年連続で1位に選ばれたのはパナマだ。同国は外国人の労働環境と個人の経済状況の各項目で首位に立ち、定住のしやすさと外国人居住者に不可欠な支援でそれぞれ2位に入った。

各指標の中で最も評価が低かったのは生活の質で、調査対象となった31カ国中、6位だった。これらの指標を見れば、パナマに在住する外国人の87%が現地での生活に満足していること(世界平均は70%)は、当然だと言えよう。パナマでは金銭的な心配はほとんどないようだ。同国に住む外国人の90%が、自身の可処分所得で十分快適な生活を送れていると感じており、4分の3以上が自身の経済状況に満足していた。生活費についても、回答者の69%が肯定的な評価をしており、世界平均の39%を大きく上回った。

パナマは退職者にとっても魅力的な国だ。回答者の37%は既に退職しており(世界平均は14%)、18%が退職を機に同国に移住したと答えた(世界平均は4%)。仕事をしている回答者も世界最高水準のワークライフバランスと快適な労働時間を享受していた。

現地での生活への適応に関しても、困難が少ないようだ。外国人居住者の10人中9人が、地元住民の親しみやすさを高く評価した(世界平均は63%)。この項目でパナマを上回ったのは、タイだけだった。住居探しに関してはパナマが1位で、90%が「外国人居住者にとって住まいを見つけるのは簡単だ」と回答し、これに反対する回答者は1人もいなかった。ビザ(査証)の取得も極めて容易(2位)で、82%が「簡単だ」と感じていた。さらに、調査対象となった外国人居住者全員が、自然環境を高く評価していた。

他方で、パナマには課題もある。自動車向けの社会基盤は最下位で、環境に配慮した商品の入手のしやすさ(28位)や都市環境(26位)も期待外れだった。とはいえ、こうした点は外国人居住者の生活にはさほど影響を与えていないようで、約3分の1がパナマに永住したいと考えていた(世界平均は27%)。

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翻訳・編集=安藤清香

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