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2026.07.28 09:30

外国人が世界一暮らしやすい国はパナマ 退職後の人気移住先が上位を独占

パナマの首都パナマ市のボリバル広場(Getty Images)

居心地の良さで定評のあるメキシコが2位

ランキングの2位はメキシコで、伝統的な強みを守り抜いた。同国は定住のしやすさで1位を獲得したほか、3つの副項目(地元住民の親しみやすさ、友人の見つけやすさ、文化と歓迎)でもそれぞれ首位に立った。メキシコに住む外国人は、地元住民が友好的だと感じており(1位)、73%が「地元の人と友達になるのは簡単だ」と答えた(世界平均は39%)。実際、34%が友人や知人の大半は地元住民だと答えており、これは世界平均の17%の2倍に相当する。

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経済面でも高い評価を得ており、メキシコは個人の経済状況で3位に入った。外国人居住者の5人に4人以上が、自身の可処分所得で快適な生活を送れていると感じており、73%が自身の経済状況に満足していた。仕事面もそれに劣らず、外国人の労働環境では10位となり、特に職業上の機会(2位)と仕事全体の満足度(2位)の評価が高かった。また、69%が自分の仕事に対して正当な報酬を得ていると感じていた(世界平均は58%)。

他方で、文化やナイトライフ、気候の副項目で最高点をつけた外国人居住者は半数以上に上った(世界平均は24%)にもかかわらず、生活の質は16位と低迷し、メキシコの弱点であることが浮き彫りになった。また、安全と治安の副項目は25位で、自身の安全について肯定的に評価している外国人居住者は68%にとどまり、世界平均の81%を下回った。多くの外国人居住者にとって、この不安はメキシコに移住する前から存在していたもので、27%が移住前の最大の懸念事項の1つとして安全や治安の欠如を挙げた(世界平均は6%)。都市環境(30位)や大気質(28位)の評価も低かった。

それでも、パナマと同様、多くの外国人居住者が現地に根を下ろすことを選んでいる。32%は既に退職しており(世界平均は14%)、メキシコに永住する予定の人は38%に上った(世界平均は27%)。

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外国人の幸福度が高いのはタイ

トップ3の最後を飾るのはタイだ。86%が現地での生活に満足しており(世界平均は70%)、42%が永住したいと考えている(世界平均は27%)。

タイに住む外国人の85%が生活費の安さを肯定的に評価しており、個人の経済状況では2位に入った。住宅は最も手頃な価格(1位)であると同時に、見つけるのも簡単だ(2位)。

同国も定年後の移住先として人気を集めている。回答者の40%が退職者(世界平均は14%)で、22%が定年退職を機にタイに移住した(世界平均は4%)。同国に住む外国人は、定住のしやすさ(3位)にも満足している。地元住民は世界で最も親しみやすいと評価されており、タイは「自国のような居心地の良さ」で1位に選ばれた。医療全般の評価は7位で、特に医療の質は4位と高かった。

その反面、気候は5位と好評であるにもかかわらず、環境面は最下位だった。大気質を肯定的に評価した割合はわずか3分の1にとどまり(世界平均は65%)、政府の環境政策に対する評価は30位と低迷した。安全と治安は27位だった。外国人居住者は自身の身の回りについては安心感を抱いているが(6位)、政治的安定性は29位、自分の意見を表現できる自由度は30位にとどまった。

外国人居住者に不可欠な支援に関する不満もあらわになった。現地の銀行口座の開設のしやすさが最下位だったほか、行政機関のオンラインサービスは限定的(30位)で、80%がタイ語の習得を難しいと感じていた。

次ページ > 2026年版「外国人が暮らしやすい国」ランキング上位10カ国

翻訳・編集=安藤清香

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