リーダーシップ

2026.07.27 08:41

リーダーにとって「感情の知性(EQ)」がかつてないほど重要である20の理由

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リーダーシップには常に強力な意思決定が求められてきたが、今日の職場ではそれ以上のものが必要とされる。チームは複数の世代にまたがり、ハイブリッドワークは人々のつながり方を変え、AIは仕事の進め方を再構築している。こうした環境において、従業員が求めているのは、単に決断力のあるリーダーだけではない。彼らが求めているのは、耳を傾け、適応し、共感をもって導くリーダーだ。

ここでは、Forbes Human Resources Councilのメンバーが、今日の職場においてなぜ感情の知性(EQ)と謙虚さが最も重要なリーダーシップスキルの一部となっているのか、その理由を語る。

1. 仕事と生活がかつてないほど結びついている

野心、燃え尽き症候群、家族への責任、親の介護、そしてパンデミックの長引く影響が、職場を再構築した。従業員はもはや、仕事上の自分だけを職場に持ち込むのではない。メンターやコミュニティの構築者として、自らの人生すべてを仕事に持ち込んでいるのだ。最も効果的な職場とは、人間関係と説明責任のバランスを取り、人々が公私ともに生き生きと活躍できる環境を作り出す場所である。 - Sophia Okeke, The Center for Family Support Inc.

2. 経験は「理解」の代わりにはならない

パンデミックは従来のオフィスを破壊し、ベビーブーマー世代はより長く働き、Z世代は新たな期待をもたらしている。今日活躍しているリーダーは、感情の知性と謙虚さを備えたリーダーシップを、生存スキルであり戦略的スキルであると捉えている。ミーガン・ゲルハルトの提唱する「ジェンテリジェンス(Gentelligence)」が示すように、4つの世代が混在しハイブリッドワークが浸透するなかで、リーダーは意図を持って行動し、多様な視点を求めなければならない。苦戦するリーダーは、しばしば経験を理解と勘違いしている。 - Yemisi Oloruntola-Coates, GBH

3. 人は価値を認められたときに力を発揮する

知識が民主化され、スキルが分散している現代において、すべてを知っているリーダーなど存在しない。今日のリーダーの役割は、才能が花開くためのプラットフォームを提供することだ。軍隊や製造業に起源を持つ従来のリーダーシップモデルは、人間的なリーダーシップに「不可欠な」属性を軽視しがちである。感情の知性と謙虚さ(これらは能動的な傾聴や効果的なフィードバックなどの前提条件となる)こそが、従業員に価値を認められていると感じさせ、価値を生み出してもらうための鍵となる。 - Ripa Rashid


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4. 人間的なスキルがかつてないほど重要になっている

これらのスキルは、テクノロジーに代替されない永続的なスキル(デュラブルスキル)の核心である。経営幹部は、かつてないほど多くの世代、働き方、テクノロジー、期待をマネジメントせねばならず、しかも物理的な距離の近さだけでは信頼関係を築けないハイブリッドやリモートの環境にいることが多い。優れたリーダーは、異なる働き方の間で耳を傾け、好奇心を持ち続け、適応し、つながりを構築する。これが、人々が最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作り出す。 - Melanie Rosenwasser, Dropbox

5. 当事者意識は謙虚さから始まる

人々が望んでいるのはチームスポーツをプレイすることであり、ピラミッド型組織に仕えることではない。若い従業員は、自分の領域の本物のオーナー(当事者)であると感じるとき、より高いパフォーマンスを発揮する。そこに到達するための方法が謙虚さであり、それによって彼らに権限(オーナーシップ)を与えることができる。当事者意識はパフォーマンスを促進するが、誰かにそれを強制することはできない。それは、自らを低くし、自分の短所を率直に認めることで得られるものだ。謙虚なリーダーは、「私(me)」よりも「私たち(we)」を重視する。つまり、ジャージの背中にある名前(個人名)よりも、胸にある名前(チーム名)を重んじるのだ。 - James Glover, Flint Learning Solutions

6. 共感が違いを超えた信頼を築く

感情の知性とリーダーとしての謙虚さが今、極めて重要である理由は、多世代かつハイブリッドな労働力が、権威よりも共感、適応力、そして信頼を求めているからだ。感情の知性があれば、リーダーは感情を読み取り、違いを埋め、思い込みではなく共感を持って対応することができる(これはハイブリッド環境において難しくなりがちな領域だ)。謙虚なリーダーは、自分が答えを知らないと認めるべき時を知っており、今日の従業員はそれを尊重する。 - Dana Kellerman, OnPoint Group

7. 従業員一人ひとりによって仕事の捉え方は異なる

仕事との関係性は世代によって異なる。目的、柔軟性、そして期待のすべてが変化した。優れたリーダーは、相手と同じ目線に立って向き合う。それには、その場に向き合う姿勢(プレゼンス)、気づき、そして意図的な行動が必要となる。感情の知性と謙虚さとは、自分自身を理解し、思い込みを検証し、意図と影響のギャップを埋めることだ。組織文化は一度に一つの行動、すなわち1対1の面談、傾聴、そして調整を通じて変わっていく。 - Lida Rafia, Veer Insight

8. リーダーシップは自己認識から始まる

感情の知性が重要である理由は、組織とは単に人がプロセスを実行している場所にすぎず、人とつながることができなければ成果を変えることはできないからだ。そして謙虚さが必要な理由は、あなたが見ている現実はあなただけのものだからだ。もし謙虚になれないのであれば、完全に、かつ途方もないほどの自信を持つことだ。人々はそれにもついていく。 - Mike Ashby, Level 10 Leaders

9. 誠実さがチームを強くする

今日、経営幹部は労働力を管理しながら、機能的な目標を達成し、会社の業績を維持するという大きなプレッシャーに直面している。感情の知性とリーダーとしての謙虚さは、経営幹部が誠実さと説明責任を持って指導するのを助け、敬意と継続的な改善の文化を育む。その結果、組織は優秀な人材を維持し、変化に効果的に適応し、持続可能な長期的成功を収めるための力をより高めることができる。 - Dr. Nara Ringrose, Cyclife UK Limited

10. 信頼が説明責任を促進する

今日の多世代かつハイブリッドな従業員は、自己認識と共感を示すことでつながりを持てるリーダーを求めている。これらは信頼と相互の説明責任を築くために不可欠だからだ。監視の代わりに影響力が求められる分散した環境において、感情の知性を備えたリーダーは、世代間の価値観の橋渡しをし、感情的に反応するのではなく理性的に対応することができる。謙虚さはオープンな姿勢を示し、従業員がイノベーションを起こし、最高のアイデアを提供するよう促す。 - Ekta Vyas, Ph.D, Keck Medicine of USC

11. 自己認識が分断を防ぐ

私たちの関わり方は急速に変化した。二元的な思考や「私たち対彼ら」という対立構図が増え、悪質な行動がお手本とされるケースが多すぎる。リーダーは自己認識と自らの影響力をしっかりと自覚し、感情の知性と謙虚さに頼る必要がある。良い影響、悪い影響、見苦しい影響など、数多くの影響の中で、多様なスタイルが人々の現れ方を形成していることを認識しなければならない。それがなければ、人間中心の文化を築くことはできず、分断を強化するだけになってしまう。 - Chandran Fernando, Matrix360 Inc.

12. 謙虚さが優れた学習者を生む

現実問題として、現在の私たちは皆、知識が不足している。AIの時代は、すべての人を新しい未開の地へと導き、私たちはチームも含め、これまで経験したことのないペースで学習している。だからこそ、感情の知性と謙虚さがかつてないほど重要になっているのだ。リーダーが「わからない」と言うのは普通のことであると身をもって示すことで、誰もが公に学びやすい安全な環境が生まれる。世代やハイブリッドチームを超えて、その謙虚さこそが、共に成長するための信頼関係を築くのである。 - Anuradha Mayer, Infoblox

13. 継続的な学習が優れたリーダーシップを推進する

職場がより多世代化し、ハイブリッド化し、AI対応型になるにつれ、感情の知性と謙虚さは極めて重要なリーダーシップスキルとなっている。従業員は、耳を傾け、適応し、共感を持ってコミュニケーションを取るリーダーを求めている。継続的な学習を取り入れ、多様な従業員のニーズを理解する経営幹部は、信頼を築き、パフォーマンスを向上させる上で有利な立場にある。 - Nicky Hancock, AMS

14. 人と人とのつながりが競争優位性となる

3つの重要な要因がある。第一に、AIが分析作業を引き受け、人間的要素が差別化要因になりつつあること。第二に、信頼と才能は権威ではなくつながりによって得られること。そして第三に、複雑さが一人のリーダーの知識を超えていることだ。したがって、人々とつながりを持ち、謙虚さを持って導き、心理的安全性を生み出すことが、最も魅力的で効果的である。感情の知性はIQよりも優れており、人々をイノベーション、解決、そして勝利へと突き動かすからだ。 - Sheena Minhas, ST Microelectronics

15. 世代が違えばアプローチも異なる

どの世代も、独自の心理的契約を持って労働市場に参入する。上の世代は伝統的な構造を優先するかもしれないが、若い世代は自律性、目的、そして強固な心理的安全性を求める。感情の知性が極めて高い経営幹部は、画一的な文化を強制しない。その代わり、彼らはこうした多様な期待を翻訳する状況適応能力を備えており、すべての層が尊重され、意見を聞いてもらえていると感じられるようにする。 - Sherry Martin

16. 好奇心が違いを強みに変える

多世代かつハイブリッドな労働力において、リーダーは単なる仕事の監督者以上の存在である必要がある。特に、AIが組織内でツールやスキル、機会への不平等なアクセスを生み出している中、人々が仕事をどのように異なる形で体験しているかを理解しなければならない。謙虚さはリーダーの知的好奇心を維持し、感情の知性は彼らが耳を傾け、適応し、違いを単なる距離感ではなく強みに変えるつながりを築くのを助ける。 - Dr. Timothy J. Giardino, myWorkforceAgents.ai

17. 心理的安全性がパフォーマンスを高める

感情の知性が重要である理由は、ハイブリッドや多世代の働き方が、曖昧さを増幅させるからだ。感情の知性と謙虚さは、リーダーが様々な人生経験に耳を傾け、心理的安全性を構築し、一つの「正しい」働き方に固執することなく適応するのを助ける。その信頼は、帰属意識を実行の規律へと変え、帰属意識の高いチームは人々が深く関わり、声を上げ、つながり続けるため、優れた成果を出す。 - Britton Bloch, Navy Federal

18. 適応力がより強固なチームを作る

異なる世代や職場環境は、適応型のリーダーシップを求めている。Z世代のリモートワーカーを動機付けるものと、オフィスにいるベビーブーマー世代を動機付けるものは異なる。謙虚なリーダーは、自分がすべての答えを持っているわけではないことを認め、様々な視点に深く耳を傾け、自らのアプローチを調整する。感情の知性はそのギャップを埋める。つまり、言葉にされない合図を読み取り、画面越しに信頼関係を築き、エゴではなく共感を持って導くのだ。 - Jonathan Westover, Human Capital Innovations

19. 古いリーダーシップモデルはもはや機能しない

今日の最大のリーダーシップの過ちは、かつて機能したものが今も機能すると想定することだ。多世代やハイブリッドのチームには、耳を傾けるだけの好奇心を持ち、適応できるほど十分に謙虚なリーダーが必要である。感情の知性はもはやソフトスキルではない。それは信頼を築くか、人材を失うかの分かれ道なのだ。 - Nicole Cable, C3 Health

20. 謙虚さがリーダーの不確実性の克服を助ける

ハイブリッドチームや多世代チームが必要としているのは、すべての答えを持っている経営幹部ではない。求められているのは、曖昧さを受け入れ、全く異なる文脈の中で空気を読み、自分の直感が実は単なる習慣にすぎない時期を察知できる経営幹部だ。謙虚さは弱さではない。それこそが、リーダーがチームの成長を阻む上限になるのを防ぐものなのだ。 - Ritu Mohanka, VONQ

forbes.com 原文

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