2025年、エネルギーこそが「真の通貨」だと投稿し臆測を呼んだ
マスクは以前、エネルギーこそが「真の通貨」だと宣言しており、ビットコイン支持者の間では、彼が密かに暗号資産を支持しているとの憶測を呼んできた。
米国時間2025年12月19日のことだ。マスクは「エネルギーこそが真の通貨だ」と投稿している。匿名アカウントbeffjezosに答えたものだ。「お金を、期待される自由エネルギーの代理指標として理解するなら、AIは文字どおり無限にお金を生むグリッチだ」という投稿への返信だった。
彼の2大企業であるスペースXとテスラは、それぞれ1万8712ビットコイン、1万1509ビットコインという大規模なビットコイン準備を保有している。スペースXとテスラのビットコインを合わせると3万221ビットコインになる。1ビットコインあたり6万5000ドル前後という現在の価格では、20億ドル(約3260億円。1ドル=163円換算)近い価値になる。
マスク、「エネルギーを偽ることは不可能だ」
2025年10月、マスクはXに「ビットコインはエネルギーに基づいている。偽の法定通貨を発行することはでき、歴史上すべての政府がそうしてきたが、エネルギーを偽造することは不可能だ」とも投稿している。また、AIをめぐる「世界的な軍拡競争」が、金、銀、ビットコインの価格がいずれもここ数年急騰した理由だとの見方に同意した。
ビットコインは、マイナーと呼ばれる採掘者のネットワークによって守られている。マイナーは強力なコンピューターで取引を検証し、その見返りに新規発行されたビットコインを受け取る。このネットワークが1年間に使う電力は小国並みで、参加するマイナーが増えるにつれ、価格の上昇と歩調を合わせてエネルギー需要も膨らんできた。
ドルを絶望的だと切り捨て、ビットコインを重んじると表明
マスクのビットコインと暗号資産への支持は、コロナ禍の時期のピークからは弱まっている。ただし、マスクはビットコインに加え、自身が「お気に入り」とする暗号資産ドージコインへの支持を続けている。
ホワイトハウスを離れた後、マスクは自らの新党アメリカ党が米ドルよりもビットコインを支持すると述べた。マスクは、ドルやその他の政府発行の債務ベースの通貨を「救いようがない」と評している。


