ビジネスの成功は、コルチゾールとドーパミンによる独自の「脳内物質のカクテル」を生み出す。依存症に苦しんだ経験を持つ人々にとって、この現象は他のあらゆることと同様に、自覚と意図的な管理を必要とする。勝つことは、負けることと同じくらい人を陶酔させる。極限の興奮状態にあるときの自分の脳の動きを理解することは、治療的な自己満足ではない。それはリーダーシップの能力なのだ。
美化して話すつもりはない。私の人生には、リスクやリワード、そして脳がそれらを処理する方法との関係に、非常に苦しんだ時期があった。強迫的ギャンブル(ギャンブル依存症)はお金の問題ではない。それを研究する心理学者たちも同じことを言うだろう。問題は、あのドーパミンによる快感(要会員登録)なのだ。結果が出る直前、最大の不確実性の中に宙吊りにされているときに活性化する神経化学物質のカクテルを、私はよく知っている。しかし、今の私が知っていることを聞けば、驚くかもしれない。
かつて私をギャンブル依存症に陥りやすくしたのと同じ脳の配線(回路)が、今では現在の仕事で優秀なパフォーマンスを発揮するための強みの一つになっている。不確実性を抱えながらパニックに陥らない力、リスク回避的だからといって自分にブレーキをかけない力。混沌の中に静けさを見いだし、結果が出るまでの間、不快さの中に十分長くとどまれる力。これこそが、人生で自分に不利な賭けをするのではなく、ビジネスで自分自身に賭ける方法なのだ。
違いは常に「文脈(コンテキスト)」にある。正しい文脈にたどり着くには、短い文章には収まりきらない内省的なプロセスが必要となることが多いが、それこそが私が大切にし、今後支援し、築いていきたいすべてのものの土台となっている。
「勝利」の脳科学
脳神経科学者のハンス・ブライター医学博士が学術誌『Neuron』で発表した研究によると、金銭的な勝利に対する脳の反応は、コカインに対する反応と神経科学的に類似している。脳の側坐核が同様に活性化し、ドーパミンの放出も同様のパターンをたどる。その体験を繰り返したいという欲求も、同じように強力だ。
これは決して一部の特殊な例ではない。回復を目的とした自助コミュニティに、高い実績を誇る起業家、アスリート、ビジネスリーダーたちが不釣り合いなほど多く存在している理由の一つがここにある。
次の取引、次のマイルストーン、次の過去最高益の四半期を追い求めるのと同じ脳は、適切な仕組みが周囲にない場合、ビジネスが落ち着いたりキャリアが終了したりしたときに、まったく別のものを追い求め始める可能性がある。
スポーツ界のスターたちに対しては、引退後のキャリアを見据えた支援制度(プレイヤー・パスウェイ)への投資強化が叫ばれているのに対し、エグジット(事業売却やIPO)を終えた起業家に対しては同様のサポートが皆無に等しいのはそのためだ。誰もこのことを語らないが、語るべきだと私は信じている。
「還元する」ということの真の意味
私がチャリティ団体「キングズ・トラスト」の活動に参加するようになったのは、かつて自分が直面したのとまったく同じ障害に直面している若者たちを支援するためだ。限られたリソース、乏しい自己信頼。起業という選択肢を「永遠に手の届かないもの」ではなく「実現可能なもの」と感じさせてくれるような、仕組みやロールモデルとの接点の欠如。
そこでの活動は、私のビジネスライフと切り離されたものではない。それは、私の個人的な「存在意義(パーソナル・ホワイ)」を最も直接的に表現したものだ。成功ストーリーの中に自分の姿を見出せないことや、現在の自分と、何かを成し遂げられるはずの「理想の自分」との間に関連性を見出せない焦燥感を、私はよく知っている。
私はどんな若者や起業家に対しても、心からこう伝えることができる。「良い決断であれ、苦渋の決断であれ、これまでのすべての選択が今のあなた自身を作っている。それはあなたが受け入れるべき、あなただけのストーリーなのだ。大きく成長した人々は皆、後になって振り返れば変えたいと思うような選択を経て、成長してきたのだと思う」
難局を切り抜ける道は、並外れた人間になることではなく、揺るぎない自己感覚を養うことによって見出される。その土台があって初めて、自分を信じて進むことができる。穏やかな自信を持つことは、一種の反逆であり、同時に優しさの表れでもある。特に、自分が周囲に馴染めないと感じてきた人々にとってはそうだ。
卑屈になるのをやめ、勝利を祝おう
英国のビジネス文化には、公然と贅沢を評価することに対する特有の居心地の悪さがある。美しいものを手に入れたいと率直に口にすることに対する抵抗感だ。仕事の成果を反映した家を持つことや、心からエネルギーが満たされる旅をすることに対して、どこか気まずさを感じてしまうのだ。
勝利を祝うことはオプション(任意)ではなく、オペレーション(不可欠な業務プロセス)だ。成果に対して決して報われないチームは、やがて成果を上げることをやめてしまう。仕事がもたらした成果を自分自身に一切楽しませない起業家は、心のどこかで自分にその資格がないと思っているのだ。
自分にはその資格が完全にあると信じていい。生い立ちや過去の困難「にもかかわらず」ではなく、それらを乗り越えてきた「からこそ」資格があるのだ。かつては不可能に思えたマイルストーンを達成するたびにそれを祝うことは、その努力が本物であり、これまでの道のりに価値があったことを証明してくれる。
私がよく周囲に言うように、トロフィーは目的地ではない。あきらめる方がはるかに簡単だった局面において、あきらめなかった証なのだ。
心理学者のナサニエル・ブランデンは、私たちの行動レベルは、自分が何に値するかという内面的な感覚によって直接的に制限されると主張している。「他者への反応、仕事上の課題への反応、苦しみや美しさを目にしたときの反応、人生の浮き沈みへの反応――そのすべては、自分が誰であり何者だと考えているか、自分に何ができるか、自分に何がふさわしいか、自分に何が適切かという最も深い感覚の影響を受ける」
パフォーマンスとしてではなく、心からの真実として自分自身の価値を真に信じるための取り組みを行うことは、単なる自己啓発ではない。それはすべての前提条件なのだ。
苦しみを経験したすべての女性に伝えたいこと
あなたの過去は、あなたの限界を決定づける天井ではない。自分の神経特性を理解しよう。強い意欲や高いリスク許容度は「欠陥」ではなく、適切な環境(コンテキスト)を必要としている「強み」なのだ。本で読んだだけではなく、実際にそれを経験してきたメンターを見つけよう。すべてのマイルストーンや突破口を、大いに、そして具体的に祝おう。準備が整ったと感じる前に、周囲に還元し始めよう。誰かの前進を助けるために、自分がすでに成功を収めている必要はない。ほんの数歩先を進んでおり、振り返って手を差し伸べる意志があれば十分なのだ。
私は、数百万ポンド規模のグローバルビジネスの共同創業者である。発明家であり、クリエイターであり、英国で最も成功したいくつかのブランドを立ち上げ、規模を拡大してきた投資家たちから支援を受けている。同時に、私はどん底がどのようなものか、そしてそこから這い上がるのにどれほどの時間がかかるかも知っている。
私にできたのなら、誰にでもできる。



