1. マイクロン・テクノロジー(MU)
マイクロン・テクノロジーの事業概要
・株価:848.95ドル
・予想EPS成長率:785%
・今後3年間の予想EPS成長率:171%
・予想売上高成長率:247%
・フリーキャッシュフロー成長率:1291%
・予想PER:5.9倍
米国に拠点を置くマイクロン・テクノロジーは、AIデータセンターや幅広い製品で使用されるコンピューター向けメモリーおよびデータストレージ製品を製造している。
MUが有力な選択肢である理由
アナリストは、マイクロンが米国時間8月31日に終了する2026会計年度に785%のEPS増加を報告すると予想している。前年度には538%のEPS増加を報告していた。
この業績の勢いはMUの株主にとって好材料となっている。株価は過去1年間で630%上昇した。また、投資の好機がすでに過ぎ去ったわけではない。コンセンサス目標株価は、MUが今後12カ月間でさらに75%上昇する余地があることを示している。
6月24日に開かれた2026会計年度第3四半期の決算説明会で、マイクロンの会長兼社長兼CEOであるサンジェイ・メロートラは、AIに関して「まだ序盤にいるにすぎない」と述べた。メロートラは、データセンター需要の継続に加え、AI対応のスマートフォン、PC、その他の消費者向け機器に牽引され、MUの成長がさらに加速すると予測している。
2. コディアック・ガス・サービシズ(KGS)
コディアック・ガス・サービシズの事業概要
・株価:65.19ドル
・予想EPS成長率:99%
・今後3年間の予想EPS成長率:44%
・予想売上高成長率:16%
・フリーキャッシュフロー成長率:450%
・予想PER:24.7倍
コディアック・ガスは、石油・ガス生産業者向けに契約ベースの圧縮サービスを提供している。圧縮とは、天然ガスの圧力を高めてパイプラインで輸送できるようにする工程だ。同社はデータセンター向けの電力事業にも参入している。
KGSが有力な選択肢である理由
アナリストは、コディアック・ガスが2026年にEPSを99%増加させると予想している。この伸びを支えるのは、圧縮事業の堅調さ、2026年のディストリビューテッド・パワー・ソリューションズ(DPS)買収、そしてAIデータセンターへ現地で電力を供給するという新たな戦略的フォーカスだ。
DPSの買収により、コディアックはデジタルインフラ企業への接点を獲得した。これに続いてコディアックは、、エネルギー技術会社ベーカー・ヒューズとの複数年にわたる提携を発表した。1.8ギガワットの「ビハインド・ザ・メーター」電力(送電網を介さず需要地の敷地内で直接供給する電力)でAIの電力需要を取り込む構えだ。
3. エヌビディア(NVDA)
エヌビディアの事業概要
・株価:202.81ドル
・予想EPS成長率:88%
・今後3年間の予想EPS成長率:50%
・予想売上高成長率:82%
・フリーキャッシュフロー成長率:65%
・予想PER:20.3倍
エヌビディアは、AI、高性能計算(HPC)、ロボティクス、車載、ゲーミングなどの用途向けにGPU(画像処理半導体)を設計・販売している。AI競争でいち早く抜け出した勝者であり、現在は売上高ベースでAI向けGPU市場の推定80%のシェアを握っている。
NVDAが有力な選択肢である理由
2027年1月31日に終了する会計年度において、アナリストはエヌビディアが前年度比88%のEPS増加を報告すると予想している。2026会計年度の59%増、2025会計年度の130%増に続く伸びだ。
エヌビディアは、先行者利益を強固な競争優位性(経済的な堀)に変え、継続的な成長の原動力としている。同社は高性能な製品に加え、ソフトウェアや開発ツールのエコシステムを提供することで、顧客の囲い込みに成功している。エヌビディアがこれまでと同様に、効果的なイノベーションのペースを維持する限り、競合他社が同社の汎用GPUに対して大きく食い込むのは難しいだろう。


