AI

2026.07.27 08:30

制御不能なAIエージェントが勝手に攻撃、OpenAIが認めた衝撃の事件

stock.adobe.com

2. 読んでくれる人間のために書く

Substackは7月21日、Pangram(パングラム)との提携によりAI検出機能を導入した。読者は100文字を超える投稿やノートをスキャンして、どの程度が人間の手で書かれたかの推定値を確認できる。書き手の側には、制作プロセスを説明する「How I make this(この記事の作成方法)」欄が用意され、公開前に下書きをスキャンすることもできる。クリス・ベストCEOは、Pangramの推定として一部のSNSではテキストの最大40%がAI生成だと指摘したうえで、「読者は、自分が何を読んでいるのかを知るべきです」と同社の立場をまとめた。

advertisement

しかし、AIコンテンツ検出ツールは実効性が低く、これまでも高い精度を示した例は少ない。米独立宣言が「98%AI生成」と判定されたこともあるし、スコアをごまかす手口は昔からいくらでもあった。新しいスキャン機能は読者向けの目安と割り切り、自分の基準は検出器で測れる水準より上に置こう。人間のために書き、話すように書き、何があっても価値を提供し続けることだ。

3. AIのコストを監視し、いつでも乗り換えられるようにする

グーグルは7月21日、コスト効率の高い3つのモデルをリリースした。Gemini 3.6 Flashの料金は100万トークン(AIが処理するテキストの単位)当たり入力1.50ドル(約246円)、出力7.50ドル(約1230円)。下位グレードのFlash-Liteは同0.30ドル(約49円)と2.50ドル(約410円)だ。グーグルはまた、次期モデルGemini 4に向けて過去最大規模の事前学習を開始したことも認めた。一方、他社の価格は逆の方向に動いている。OpenAIは7月20日、旧型の音声・文字起こしモデル群を来年1月にAPIから削除すると開発者に通知した。Anthropicの最新のSonnetモデルは、請求額を最大3分の1押し上げかねないトークナイザー(テキストをトークンに分割する仕組み)を採用しており、その導入割引価格は8月31日に終了する。

同じ作業でも、どのモデルで実行するかによって支払う金額が変わる時代になった。同じ業務内容であっても、発生するコストは大きく異なるのだ。ワークフローを別のモデルに移すのは半日もあればできるのだから、毎月請求額を確認して代替サービスと比較しよう。コストの上昇に目を配り、乗り換えを恐れないことだ。

advertisement
次ページ > ロビー活動を注視しつつ、事業構築の手は止めない

翻訳=酒匂寛

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事