北米

2026.07.24 09:00

トランプ、イラン対する「過去最大規模」の攻撃を検討と発言

Kevin Dietsch/Getty Images

Kevin Dietsch/Getty Images

米国時間7月23日に米ニュースサイトのアクシオスが公開した最新のインタビューで、 イランに対して今年2月の紛争発生初期を上回るほどの「大規模な攻撃」に踏み切るかどうかを聞かれたドナルド・トランプ大統領は、「決断を下す段階に近づいている」と語った。そんな中、国際原油指標の北海ブレント原油先物は1バレルあたり100ドルの大台を突破している。

トランプ、「すでにすべての準備が整っている」

トランプはアクシオスに対し「決断を下す段階に近づいている」と述べ、「我々はすでにすべての準備が整っている」と語った。また、イランについては、「彼らは交渉を望んでいる」としつつも、「彼らはまだ十分な痛みを味わっていない」と主張した。

これらの発言は、イラン紛争をめぐる政治的・経済的な警鐘が相次ぐ中でなされた。米下院は23日、トランプによるイラン紛争の継続権限を制限する決議案を可決したほか、北海ブレント原油先物は今年5月以来で初めて1バレルあたり100ドルを突破した。

一方、トランプはイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海でサウジアラビアの船舶を攻撃したことについて、これ以上攻撃を続ければ「重大な軍事的処罰」を免れないと同組織に対する警告をさらに強めた

ルビオ、「代償は毎夜高くなり続けるだろう」

23日、訪問先のフィリピンで記者団の取材に応じたマルコ・ルビオ国務長官は、「イランの問題点は、合意を交わすたびに指導部がそれを破るか変更を求めてくることだ」と指摘した。米軍による空爆の激しさに触れ、「彼らが正気に戻るまで、その代償は毎夜高くなり続けるだろう」とも語っている

原油価格は1バレル=100ドルを突破

紅海におけるフーシ派の攻撃が主要な航路を脅かしたことで、原油価格は23日に100ドルを突破した。ニューヨーク・タイムズによると、原油価格は開戦前の今年2月時点と比べて40%上昇している。

米国とイラン、14日近く連続で攻撃を応酬

ホルムズ海峡の制海権をめぐる対立によって今年6月の和平合意が破綻して以降、米国とイランは14日近く連続で攻撃の応酬を続けている。トランプは22日にもイランがホルムズ海峡の船舶を攻撃するたびに同国の橋梁や発電所を爆撃すると警告しており、それに続く今回発言は彼のイランに対する強硬姿勢を表している。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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