リーダーシップ

2026.07.23 15:22

優秀な人が「成長の勢い」を失う理由と、それを維持する方法

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進捗を祝うことは、モチベーションの維持やチームの強化、そして成功をより意味のあるものにするための、レジリエンスを養う習慣である。

キャリアにおける直近の大きな成果を思い出してほしい。契約の成立、新製品のリリース、昇進、資金調達、あるいは何カ月も追いかけていた優秀な人材の採用。では、脳が次の目標へと切り替わる前に、その喜びの余韻に実際にどれだけの時間浸っていたかを考えてみてほしい。

もしあなたが、私の知る多くの優秀な人たちと同じなら、その答えは「十分な時間ではない」はずだ。

私たちはしばしば、成果を急いで通り過ぎ、チェックボックスにチェックを入れて次のタスクへと飛び込んでしまう。それは生産的に思えるし、自己管理ができているようにも感じられる。しかし、これこそが、多くの実績ある人々が、人生の黄金期にいるはずの時期に、なぜか虚無感や、さらには燃え尽き症候群を覚える隠れた原因の一つなのである。

では、なぜ私たちはそのような行動をとってしまうのだろうか。

そこには文化的、生物学的、そして心理学的な要因が絡んでいる。私たちの多くは、生産性が評価され、謙虚さが美徳とされる成果主義的な環境で育ってきた。やるべきことや達成すべきことは常に尽きない。その結果、私たちは目標達成のために懸命に働き、それを成し遂げた途端に、次のゴールを設定してしまう。

生物学的には、人間の脳は成功に素早く適応するようにできている。「快楽のトレッドミル」という概念は、意味のある何かを達成した後、いかに短期間で元の幸福度の基準値に戻ってしまうかを示している1。目標を達成した瞬間は高揚感を覚えるかもしれないが、特に意識してその余韻を味わう時間を取らなければ、その感情は予想以上に早く薄れてしまう。さらに、心理学者が「実績健忘症」と呼ぶ現象もある。これは、意識がすでに次のマイルストーンに向いているため、自らの成功を実感として取り込めない状態を指す。幸福研究の第一人者であるソニア・リュボミアスキーは、高いパフォーマンスを発揮する人々が満足感を得るのに苦労するのは、十分な成果を出していないからではなく、自分自身にそれを感じることを許していないからだと指摘している。

立ち止まって祝福するとき、私たちは単にその瞬間を記録する以上のことをしている。それを感情的かつ神経科学的に定着させているのだ。ポジティブな体験を十分に味わうことは、ドーパミンの分泌を促し、その達成に関する長期記憶を強化する。そして、喜びを深め、憂うつな気分を和らげ、レジリエンスを強め、将来的に同様の目標を追求する可能性を高めてくれる2,3

祝福は勢い(モメンタム)を生み出す。進捗を認めることで、私たちは前進し続ける自分の能力を信じられるようになる。

リーダーにとって、これには個人の領域を超えた重要な意味がある。職場での評価に関する研究によると、マネージャーからのシンプルな「ありがとう」という言葉だけで、従業員は自分の能力により自信を持ち、再び協力しようという意欲を高めることがわかっている。グーグルやセールスフォースといった企業は、成果を称える週次のチーム儀式を企業文化として制度化している。彼らが発信しているメッセージは、その仕事には価値があり、ひいてはそれを成し遂げた人々にも価値があるということだ。これこそが、長期にわたってチームのモチベーションを維持する方法である。

意図を持って祝うために、パーティーを開く必要はない。金曜日の午後に散歩をしながら、その週にうまくいったことを具体的に言葉にするだけでもいい。プロジェクトのローンチ後にチームでランチに行くのもいいだろう。この瞬間が何を意味したのかを自分宛てにメモし、後で見つけられる場所に保管しておくのも手だ。重要なのは、その達成を自分の中で本物として実感できるまで、十分に立ち止まることだ。片付けられたり、過小評価されたり、すぐに次の目標に置き換えられたりすることのないように。

それは、次のように言えるくらい十分に立ち止まることだ。「これは確かに起きたことだ。これには価値がある。そして、私はそれを誇りに思う」と。

そこで、少し考えてみてほしい質問がいくつかある。

  • 仕事でもプライベートでも、あなたが最近手にした大小の成果は何だろうか。
  • あなたは実際にその余韻を味わっただろうか、それとも素通りしてしまっただろうか。
  • そして、もしあなたが誰かを率いる立場にあるなら、チームが達成したことを、彼らが実感できるような形で言葉にして称えたのは、直近でいつだっただろうか。

次の課題は常に存在する。問題は、疲れ果てた状態でそこに到達するのか、それとも、すでに成し遂げたことを祝うことで得られる勢いを持って到達するのか、ということだ。

これは、パルルの最近出版された著書『The Path of Least Regret: Decide with Clarity. Move Forward with Confidence.』のテーマからインスピレーションを得た、12回にわたるブログシリーズの第9回目である。同書は、ハードカバー、電子書籍、および著者自身による朗読オーディオブックの形式で、Amazonその他の主要オンライン書店で入手可能だ。詳細はparulsomani.com/bookで確認できる。

forbes.com 原文

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