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2026.07.24 17:00

頭のいい人が睡眠中に出している「脳波」の正体

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多くの人は、知性とは読んだ本、解いたパズル、学校などを通して日中に形成されるものと考えている。そして、遺伝がいくらか貢献し、残りは本人の努力次第と考えられがちだ。しかし、消灯からずいぶん経った午前3時に脳が何をしているかが話題に上ることはめったにない。だが、増え続ける睡眠研究のデータは、夜間の脳活動における測定可能な2つのパターンが、その人の思考の鋭さと非常によく連動していることを示唆している。そしてそのどちらも、睡眠時間の長さとはまったく関係がない。

問題のパターンは、「睡眠紡錘波(スリープ・スピンドル)」に関連している。これは、ノンレム睡眠の特定の段階で現れる、0.25秒から数秒間の短い脳活動の急激な高まり(バースト)のことだ。

紡錘波は、感覚情報や認知情報の中継点である「視床」と、高次脳機能をつかさどる「大脳皮質」との間のフィードバックループによって生成される。

紡錘波は以前から、前日に学んだことを脳が整理して記憶するプロセスである「記憶の固定化」に関連づけられてきた。最近になって明らかになったのは、単に紡錘波が発生するかどうかだけでなく、その振る舞いが、年齢に関係なく、また睡眠時間の長さとも独立して、全般的な認知能力と相関しているという事実だ。

1. 睡眠中に強く振幅の大きい脳活動のバーストが起こる

1つ目のパターンは「強さ」に関するものだ。ある人々の紡錘波は、クリアなラジオの信号のように鋭く振幅が大きいが、別の人々では同じバーストがより鈍く、弱く現れる。『Frontiers in Sleep』誌に掲載された2026年の研究によると、これら「速い紡錘波(一般に13ヘルツ以上に集中する高周波数のタイプ)」の強さは推論、処理速度、および全般的な認知能力のテストのスコアと正の相関があり、この関係は子ども、10代、成人のいずれにおいても非常によく当てはまることがわかった。

考えられるメカニズムは神経可塑性に関連している。睡眠紡錘波は、日中に形成された新しい神経接続を脳内で再現(リプレイ)し、強化するのを助けると考えられている。より強く、明確なバーストは、そのリプレイプロセスがより効率的に行われていることを反映している可能性がある。つまり、視床皮質回路がノイズを減らし、シグナルを増やして、夜間の「整理整頓」を行っているのだ。

2. 睡眠中により高密度で「遅い紡錘波」が起こる

2つ目のパターンは、強さではなく「発生頻度(密度)」に関するものだ。脳の前方で生成される「遅い紡錘波」の発生頻度は、人によって異なる。前述の2026年の研究では、これら遅い紡錘波の密度が高い(発生頻度が高い)ことと、高い認知パフォーマンスが関連していることが示された。これは特に成人期において顕著であり、高齢期ではさらにその傾向が強まる。

ここから話はさらに興味深くなる。なぜなら、この関係は生涯を通じて一定ではないからだ。子どもの場合、この状況は奇妙な形で逆転する。認知能力が高い子どもほど速い紡錘波の発生頻度が低く、遅い紡錘波の発生頻度は高くなる。これは、これら2つのタイプの紡錘波が、単に同じものの「速い版」と「遅い版」ではないことを示している。

これは、睡眠中の脳が思春期を過ぎてもなお発達途上にあり、基礎となる神経回路の発達度合いによって、同じ生理学的指標が異なる意味を持ち得ることを思い出させてくれる。認知発達を研究する心理学者は、このような年齢依存的な逆転現象を、科学的な矛盾ではなく、その特性がまだ成熟過程にある証拠として捉えるのが一般的だ。

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