保険の問題
ホテルは万が一の事を考えて保険に入っているのが普通です。
万が一の事故や事件に備えて泊まる人を対象とした保険に入っています。当然対象者は宿泊者であり、宿泊しない人は該当しません。その為保証問題に発展した場合、部外者がホテル内にいては困るのです。またホテル側は普段から部外者を立入り禁止とした規則を持っており、それを実行していた裏付けがないといざという時に困ることになります。
消防法の問題
ホテルの床面積どの位に対して、人数は何人までという決まりがあります。
ただ余程小さい部屋をたくさん作ってぎゅうぎゅう詰めにしないと該当しないくらいの基準です。面会なら一日中いるというわけでもないでょうし。
これをホテル側が理由にするのは「消防法の問題です」と、ひと言で済むからです。わざわざ長々と、生真面目に禁止の説明をする必要もないと思われるからです。
とまあ、理由については分かっていただけたかと思いますが、ホテル側も意地悪で言っているわけではありません。ホテルの健全な経営を行うためには必要なルールというのもあるのです。
但し、全てのホテルがそうであるとは限りません。小規模な所では融通をきかせてくれる場合もあるかもしれません。ホテル側はなるべくお客様の希望に沿いたいとは考えているものですから。
部屋に泊まらない人が一時的に部屋に入ることを、一応希望として申し出てみるのは何ら問題ないと思います。しかし、断られてしまった場合は残念ですがあきらめて下さい。
サービス業経験者は分かると思いますが、お客様に良かれと思ってしたことが、結果サービスする側の首を自ら絞めてしまうことがあります。
「前はしてもらって今回はなぜダメなのか」
「誰々はしてもらったのに自分の時はダメというのは不公平だ」
というのがよくある例です。
特に最近このような主張が多くなってきているような気がします。それならば公平に一切禁止を徹底するなんていう悲しい選択に至ってしまうのでしょう。
このあたりはお客様側も少し考えてもらうと、気持ちの行き違いが無くなるのではないでしょうか?


