頻繁に旅をする筆者には、機内持ち込みバッグに必ず入れているものがいくつかある。シカゴからデンバーへの短距離路線であれ、ニューヨークからシンガポールへの世界最長のノンストップ商業飛行を含む長距離路線であれ、水やプロテインバー、スナック、ガムはバッグの取り出しやすい場所に必ず入れている。これは特に、航空会社によって提供される食事や飲料の質が大きく異なるためだ。
特典航空券の検索やロイヤルティプログラムのプラットフォームを提供するpoint.meによる新たなレポートは、高度3万フィートでの飲食をめぐる議論を掘り下げ、全米で最も旅慣れた旅行者たちの知見から詳細な情報を引き出している。2026年5月、point.meの会員556人を対象に、すべての航空会社での食事や飲料に関する個人的な体験についての調査が実施された。意外でも何でもないが、ビジネスクラスでくつろぐ乗客であれ、エコノミークラスの乗客であれ、頻繁に飛行機を利用する人の多くはそれぞれの意見を持っている。
最も美味しい機内コーヒーを提供しているのはどこか。どの航空会社のコーヒーが、飲むのを拒むほどまずいのか。そして、客室で提供されるスナックの評価はどうなのか。
回答したpoint.me会員の半数以上が年に5回以上飛行機を利用し、3分の2がクレジットカードや航空会社のマイル(ポイント)を20万ポイント以上保有している。その調査結果は、定番ともいえる納得のものから、意外なものまで多岐にわたる。
デルタ航空とアラスカ航空がコーヒー部門で首位に
デルタ航空で提供されるスターバックスのコーヒーが全体で最も多い24.8%の票を獲得した一方、年に複数回搭乗する頻繁な利用者が選んだのは、アラスカ航空の「スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ(Stumptown Coffee Roasters)」だった。興味深いことに、スタンプタウンは上空で味覚が鈍ることを考慮し、高高度でも美味しく感じられる特別なブレンドを開発している。
最もひどい機内コーヒーを提供している航空会社を尋ねたところ、ジェットブルーの「ダンキン(Dunkin')」が11.2%で最下位となった。
「この結果は、スターバックス以外のブランドにも目を向ける人が増えているという、コーヒー文化の広がりを反映しているようだ」と、point.meのポイントインテリジェンス責任者であるジミー・ユンは公式声明で述べている。
デルタ航空は、チーズィット(Cheez-Its)、ビスコフ(Biscoff)のクッキー、サンチップス・ミニ(Sun Chips Minis)、メイドグッド(MadeGood)のグラノーラバーといったエコノミークラスのスナック部門でも首位に立っている。
特筆すべきは、デルタ航空が高タンパクな「GLP-1(肥満治療薬)配慮型メニュー」でも高評価を得たことだ。デルタ航空は31.6%を獲得し、2位のアラスカ航空にほぼ2倍の差をつけており、魚、鶏胸肉、レンズ豆といったメニューを定番として提供している。
ワイン部門ではエールフランスが首位に
それほど意外ではないかもしれないが、ワインの銘柄選定と、グラスに注がれる量の多さの両方において、エールフランスが首位を獲得した。調査回答者の36%以上が、エールフランスのビジネスクラスのワインが最も優れていると答えた。
point.meによると、受賞歴のあるソムリエが厳選したプレミアムシャンパンやブルゴーニュ、ボルドーの赤ワインなどのリストを目当てに、多くの頻繁な利用者が高額な費用を払ってビジネスクラスを予約するため、これらの要素は非常に重要であるという。
point.meのCEOであるアダム・モーヴィッツは、公式声明の中で次のように述べた。「point.meの会員は一般的な旅行者ではない。ポイントを貯めるにせよ、特典航空券を予約するにせよ、あるいは多くの人が存在すら知らないような旅行体験を求めるにせよ、彼らはすべての旅を最大限に活用することに情熱を注いでいる。彼らが『高度3万5000フィートで最高のワインを注いでくれるのはエールフランスだ』と言うなら、それは信頼に値する」
機内食部門ではエミレーツ航空が最高評価
ビジネスクラスの機内食部門では、エミレーツ航空が26.3%の支持を集めて圧倒的な首位を獲得した。2位はシンガポール航空の19.4%、3位はエールフランスの16.5%だった。
「エミレーツ航空は世界中でプレミアムなサービスを提供していることで知られている」とユンは語る。「彼らが最高の機内食部門で勝利したことは驚きではない」



