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Joseph Sohm / Shutterstock

先日、フェイスブックへの投稿を開始して話題なのが米国のオバマ大統領。11月9日にフェイスブックページを開設したオバマは、早速多くの写真を投稿した。式典で宣誓をする自らの姿や、結婚式を訪れた際の写真などを掲載し、ホワイトハウスの主の実像を生き生きと描写した。そこには、残された14ヶ月の任期をこのままでは終わらせないという、オバマの強い意志が伺える。
 
このタイミングでフェイスブックページを開設したのは、より多くの国民にリーチし、2017年1月20日の退任までにレガシーを残すことが目的だと専門家は言う。
「伝統的に、大統領の任期の中でこの時期は何も起こらないものだ」とニューヨーク大学のマーケティング教授で、フォーブスの寄稿者でもあるDavid Vinjamuriは話す。「しかし、オバマ政権では、予想以上に多くのことが起きている」
 
オバマは、この1年でキューバと国交回復を図り、刑務所の収監者の削減を訴え、イランと核問題を巡って合意しているが、さらに多くのことを成し遂げようと精力的に活動している。その実現の時期が任期中であれ、退任後であれ、オバマとしては支持者を増やしたい意向がある。
 
「大統領を退任後も支持者を増やすために、様々なソーシャルプラットフォームを活用することは理に適っている」と政治評論家のTom Basileは話す。
「オバマは、公共政策に対して非常に活動的な大統領だと見られている。彼が影響力を保持し続けるためには、これまで築いた組織や基盤を更に強化する必要がある」
 
オバマは、フォロアー数を順調に伸ばしている。ページへの「いいね!」は、開設日の翌日に80万を超え、最初に投稿した地球温暖化問題に関する動画は11月10日現在で「いいね!」が187,000件、シェア数は41,000件に達した。
「大統領は新しいテクノロジーとソーシャルメディアを巧みに活用し、メッセージを発信するだけでなく、人々をその活動に引き入れようとしている」とBasileは指摘する。
 
第44代大統領は、ソーシャルメディアの重要性を熟知している。5月にはツイッターのアカウントを開設し、フォロアー数は既に500万人に達する。「Organizing for Action」のようなオバマの政治活動も、ソーシャルメディアを活用している。
 
オバマはツイッター上で、自身のフェイスブックページ開設について次の様にツイートしている。
「私はたった今、自分自身のフェイスブックページを開設し、気候変動に関する動画を投稿しました。この問題においては、アメリカが世界をリードしていきます。今こそ行動を起こす時です。5:20AM  2015年11月10日」
 
オバマはかつて2008年にユーチューブを用い、自らのメッセージを発信した。政治コンサルタントのJoe Trippiは、「オバマは、昔の政治家のように大勢のボランティアを集めたり、費用をかけてキャンペーンの事務局を運営するのではなく、インターネットを使って効果的に支持者を集めている」とニューヨーク・タイムズに対して語っている。

編集=上田裕資

 

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