宇宙

2026.07.21 18:00

月がスピカ、アンタレスと共演 南の地平線をさそり座が支配する今週の夜空

上弦の月とさそり座の主星アンタレス。2023年8月24日撮影(Alan Dyer/Stocktrek Images/Getty Images)

夜空の今後の見どころ

ここから1週間、月は満ち続け、7月29日の夕暮れに「バックムーン」の呼び名で知られる満月が昇る。「みずがめ座δ(デルタ)南流星群」が7月31日の夜~8月1日明け方に極大夜を迎えるが、月が明るい時間帯にぶつかる。

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8月に入ると「ペルセウス座流星群」の活動が本格化する。極大は8月13日で、直前の12日深夜~13日未明が見ごろとなる。条件が良ければ1時間あたり約50個の流星が見られるだろう。13日が新月のため、完璧な闇夜で流れ星を堪能できる。

トルコ中部コンヤ県のクシュチャにある奇岩「妖精の煙突」とペルセウス座流星群。2025年8月12日、長時間露光で撮影(Ercin Erturk/Anadolu via Getty Images)
トルコ中部コンヤ県のクシュチャにある奇岩「妖精の煙突」とペルセウス座流星群。2025年8月12日、長時間露光で撮影(Ercin Erturk/Anadolu via Getty Images)

8月の目玉は皆既日食

8月12日(日本時間13日未明)、月が地球と太陽のちょうど中間に来て、グリーンランド東部からアイスランド西部、スペイン北部まで細く暗い影を落とす。皆既日食である。月の本影が通る中心食帯では、最大2分18秒間という短い皆既食の間に日中の明るさから日没後の薄暗さへと変わり、晴れていれば太陽のコロナが観測できるだろう。

2026年8月12日に日食が観測できる地域を示した地図。赤い帯が皆既日食を観測できる中心食帯、黄色い線で囲まれているのが部分食が見られる範囲となる(NASA's Scientific Visualization Studio)
2026年8月12日に日食が観測できる地域を示した地図。赤い帯が皆既日食を観測できる中心食帯、黄色い線で囲まれているのが部分食が見られる範囲となる(NASA's Scientific Visualization Studio)

グリーンランド南東部のスコアズビーサウンド・フィヨルドやアイスランドの火山地形、そして日没直前に日食が観測できるスペインの開けた場所に、日食ファンが大勢集まりそうだ。北米では部分日食となり、カナダ東部と米北東部で最も観測条件が良い。(編集部注:日本では残念ながら見られない)

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forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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