また、1位に表示された回数が増えると、引用される割合も増えることがわかった。たとえば、単発1位サイトが2モデル以上で引用された割合は17.6パーセントだったのに対して、11回以上1位になった12サイトの引用割合は100パーセントに達している。共通引用でも70.4パーセントとなった。

この結果は、あくまでGoogle検索とAI検索の統計的な相関を示したものであり、因果関係までは検証されていない。Wallabeeは、「反復1位サイトの34.4パーセントは複数モデルからの引用に結びついていない」ため、検索順位対策だけに依存するべきではないと指摘している。
この調査で使用したAIモデルは、ChatGPT、Gemini、Claude、Grok、Perplexity、Google AIモード、Google AI Overview、Copilotの8種類だが、モデルによって結果に差があることも注意しなければならない。たとえば、Grokは単発1位サイトの引用率が他モデルにくらべて非常に低い。
だが他社の調査では、AIではなく、使い慣れた検索エンジンを好んで使う人が6割以上という結果が示されている。つまり、検索エンジンにはまだそれなりに役割があり、SEOを捨て去るべきではないことがわかる。こうして1位のサイトと引用との正の相関が示されたことから、Google検索の1位を狙う努力はまだ有効と言えるだろう。


