経営・戦略

2026.07.23 08:15

応募者対応10分の認識は間違い 採用現場の隠れた工数と選考遅延の理由

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企業における採用活動は、人材の見極めだけでなく応募者対応や日程調整など多くの業務が課せられている。採用担当者は応募者1人への対応にどのくらいの時間をかけているのだろうか。株式会社ゼクウは、全国の企業の採用担当者・人事責任者1002名を対象に「採用業務の『見えない工数』実態調査2026(主要工程別の作業時間)」を実施した。その結果、採用担当者も把握していない作業時間が明らかになった。

【調査概要】
調査期間:2026年3月3日~3月4日
調査対象:全国の企業の採用担当者・人事責任者(正社員)
有効回答数:1002名
調査方法:インターネット調査

回答者の採用区分・月間応募者数(n=1,002)

応募者対応は「約10分」という認識

調査では、応募者1人への対応時間をまとめて尋ねたところ、中央値は約10分だった。最も多かった回答は「5~10分未満」で、半数の担当者は約10分以内と認識していた。一方で「1時間以上」と回答した担当者も約1割おり、企業によって負担には差が見られた。

応募者1名への対応時間(ひとまとめに質問した回答・n=1,002)

日程調整だけでも10-20分

一方、応募者対応の中でも面談日程調整については、「候補日の提示」「面接官の空き確認」「変更対応」「確定連絡」といった作業ごとに質問すると、中央値は約14分となった。同じ回答者に対する調査でありながら、応募者対応全体をまとめて尋ねた場合よりも長い時間となり、業務全体を一括で振り返るだけでは実際の負担を把握しにくい可能性が示された。

面談日程調整にかかる時間(n=1,002)

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文=福島はるみ

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