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2026.08.09 16:00

2026年に行くべき世界の「穴場旅行先」15選、ロンリープラネット厳選

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9. スリナム(南米)

スリナム共和国は南米で最も面積の小さい国かもしれないが、この大陸で最も多様性に富んだ文化を擁する国のひとつだ。北東海岸に位置し、ガイアナと仏領ギアナに挟まれたこの国の人口は、先住民族、オランダ人入植者、奴隷として連れてこられたアフリカ人の末裔、インド系やインドネシア系の労働者、中国人移民などで構成されている。

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首都のパラマリボは、スリナムの歴史を学ぶのに最適な場所だ。川沿いに佇む街の木造のコロニアル建築群はオランダにルーツがあることを示しているが、その食文化や宗教、日常生活ははるかに多様だ。モスク、ヒンドゥー寺院、教会、そしてシナゴーグ(ユダヤ教礼拝堂)がすぐ近くに隣り合い、ローカルフードはクレオール、インドネシア、インド、中国の風味が融合している。

首都を一歩出ると、スリナムの国土の大部分は熱帯雨林に覆われている。内陸部へは川を下るか、あるいは小型飛行機でアクセスする。最も価値ある旅は、パラマリボを離れて「マルーン(逃亡黒人の子孫)」や先住民族の村々、川沿いのコミュニティ、そして野生動物が息づく森を訪ねることで実現する。

スリナムは、急ぎ足で旅を終えるような場所ではない。移動距離が長く、移動手段にも時間がかかる。しかし、南米の有名な観光地をすでに訪れたことがある人にとって、スリナムはこの大陸に対するまったく新しい視点を提供してくれるだろう。

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アクセス方法:パラマリボ近郊のヨハン・アドルフ・ペンゲル国際空港まで飛行機を利用する。ガイアナや仏領ギアナから陸路で入ることもできるが、その場合は入念な計画が必要となる。

おすすめのアクティビティ:パラマリボ歴史地区の散策、ゼーランディア砦の訪問、多文化が融合した料理の体験、ガイド付きの内陸川旅への参加など。

宿泊先:パラマリボでは歴史地区の近くにあるブティックホテルや歴史あるゲストハウスが利用できる。内陸部を訪れる場合は、ガイド付きツアーがセットになった定評のあるリバーロッジやエコキャンプを予約するとよい。

10. ビッグベンド国立公園(テキサス州)

ビッグベンドは、米国の国立公園のなかでもひときわ異彩を放っている。その最大の理由は、人里離れた辺境にあるという点だ。この公園はテキサス州の最西端に位置し、リオグランデ川に沿って広がり、国内でも屈指の印象的な砂漠と山々の景観に囲まれている。

チソス山脈は砂漠から急峻にそびえ立ち、初めて訪れる人々を驚かせる。公園内では、サボテンが群生する低地から川の峡谷、山のトレイル、そして天然温泉へと目まぐるしく風景が移り変わる。天候や荒涼とした大自然の圧倒的なスケール感は、単なるハイキングさえも特別な冒険のように感じさせてくれる。

ビッグベンドは、ヨセミテやイエローストーン、グランドキャニオンといった他の有名な国立公園に比べて、訪れる観光客がはるかに少ない。その主な理由は、大都市からあまりにも遠いためだ。しかしそのおかげで、ここ独自の個性が守られてきた。どこまでも続く道路、満天の星が輝く真っ暗な夜、そして完全に無音の静寂がここにはある。

訪れる際は十分な事前計画が必要だ。夏の暑さは厳しく、携帯電話の電波は不安定で、ガソリンスタンド、飲食店、宿泊施設は何kmも離れて建っている。それでもなお、事前の準備を怠らなければ、ビッグベンドは米国内で最高の原生地域体験を味わわせてくれるだろう。

アクセス方法:最寄りの空港はミッドランドやエルパソだが、どちらから向かうにしても長時間のドライブが必要だ。レンタカーの利用は必須となる。

おすすめのアクティビティ:「ロストマイン・トレイル(Lost Mine Trail)」でのハイキング、「ロス・マクスウェル・シーニック・ドライブ(Ross Maxwell Scenic Drive)」のドライブ、サンタ・エレナ峡谷でのカヌー体験、温泉での入浴、そして夜間の満天の星空観察など。

宿泊先:公園内にある唯一の宿泊施設は「チソス・マウンテンズ・ロッジ(Chisos Mountains Lodge)」だ。公園の外であれば、ターリングア、マラソン、ラヒタスなどの町にキャビンや牧場体験付きの宿泊施設、小さなホテルが点在している。

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