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暗号資産

2026.07.20 13:00

「価格爆発」ビットコイン、4536兆円規模の金市場を基にした予測で価格上昇に備える

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ビットコインは2026年を通じて苦戦しており、2025年達した1ビットコインあたり12万6000ドル(約2050万円)を超える高値を維持できずにいる。ビットコイン価格は2025年10月以降、50%超下落している。

そんな中、ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、エリック・バルチュナスが、ビットコイン上場投資信託(ETF)によって、ビットコイン価格は金(ゴールド)がたどった「勝利と痛み」の歴史を「映し出す」可能性が高いとの見方を示した。

バルチュナスは、「金ETFの22年の歴史は、ビットコインETFの投資家にとって、現時点で最も近いロードマップとなるかもしれない」とXに投稿した

金価格は、2004年の金ETF登場以降急騰し、金の時価総額は現在約28兆ドル(約4536兆円。1ドル=162円)に達している。

「金ETFとビットコインETFは、どちらも利回りを生まず、キャッシュフローも生み出さない価値保存資産を、投資商品として包んだ器だ。利益・債券の利払い・政府の信用が運用成績を動かすのではなく、投資家心理(センチメント)がパフォーマンスを左右する」とバルチュナスは述べた。

バルチュナスによると、金ETFはここ20年間で「両極端」を経験した。「一時的に世界最大のETFとなったものの、8年間低迷期を過ごし、その地位を取り戻そうともがいた」と語った。

ビットコインETFも「同じシナリオをたどっているのかもしれない。劇的な上昇、痛みを伴う下落、そして投資家の忍耐力を試すような回復だ」とバルチュナスは述べ、「金ETFは、サイクルを重ねるたびに、過去最高水準を更新してきた」と付け加えた。

現物ビットコインETFは、暗号資産投資家による10年以上の働きかけを経て、2024年初めに米国市場に登場した。ウォール街がビットコインへのエクスポージャー(投資機会)を求めて殺到し、少数のビットコインファンドは、運用資産を史上最速級で膨らませた。

2026年7月初め、暗号資産取引所ビットフィネックスのアナリストは、ETFからの「衝撃的な」資金流出が、ビットコイン価格の回復に水を差す可能性があると警告した。ビットコイン価格は、7月初旬に5万7000ドル未満の安値まで急落して以降、10%近く上昇していた。

ブラックロックのIBITは、純資産額で最大級のビットコインファンドであり、ビットコインETF市場で圧倒的な存在感を持つ。償還請求に対応するため、ここ数カ月で約10万BTCを売却し、現在は投資家に代わって73万3000BTC強を保有している。その価値は500億ドル(約8.1兆弱)弱に上る。

「金とIBITには、どこか不思議なほど似たところがある」とバルチュナスは述べた。「金は急速に人気を集め、2011年のある1日には世界最大のETFであるSPY(SPDR S&P 500 ETF Trust)を上回った。その後は、何年も人気が低迷した。IBITも同様に、1日だけ資産1000億ドル[約16.2兆円]に達し……結局、それが2025年10月の天井となった」。

「両者とも新規供給がほとんどないため、需要が強まれば価格爆発を引き起こす可能性がある。問題は、その需要が気まぐれで、、安定して続くのではなく、波のように押し寄せることだ」。

現時点では、ビットコインおよび暗号資産のトレーダーは、ETFを通じたビットコインへの投資需要が底堅さを示していると確信している。この需要が、ここ数カ月のビットコイン価格下落を和らげる助けとなった。

「機関投資家の需要は依然としてビットコインの重要な柱の1つだ」と、オンライン取引会社XS.comの事業開発責任者サイモン・ピーター・マサブニはメールでコメントした。

「現物ビットコインETFは引き続き安定した投資資金の流入を集めており、ポートフォリオの分散戦略にデジタル資産を組み込む企業も増えている。こうした機関投資家の関心が、直近の市場調整局面で見られた、売り圧力を緩和する助けとなった」。

forbes.com 原文

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