自分は「朝型」か、それとも「夜型」かと尋ねられれば、誰もが迷わず答えるだろう。自身の「体内時計のタイプ(クロノタイプ)」は、すでにほぼわかっている自己理解の一つと捉えられがちだ。
しかし、それだけでは全体像を捉えているとは言えない。そこで筆者は、最新の概日リズム(サーカディアンリズム)科学に着想を得て、個人の体内時計の仕組みをより詳細に描き出す新たなクロノタイプテストを作成した。
「クロノタイプ」が示すあなたの特性
まずは言葉の定義から始めよう。クロノタイプとは、睡眠や覚醒、パフォーマンスがピークに達する時間帯として、個人の体内時計が自然と好むタイミングのことだ。これは性格上の癖でも、意志力の欠如でもない。かなりの部分が遺伝し、生物学的に組み込まれている。
2019年、エクセター大学とマサチューセッツ総合病院の研究者らを中心とするチームが約70万人のゲノムを解析し、朝型であることは数百に及ぶ遺伝的マーカーに関連しており、その多くが体内の主要な時計遺伝子に集中していることを学術誌『Nature Communications』で報告した。
クロノタイプは生涯を通じて予測可能な形で変化する。子どもは朝型に偏る傾向があり、10代を通じて夜型の傾向が強まり、20歳前後で急激なピークを迎えた後に反転する。
時間生物学者のティル・ルーネベルクとミュンヘン大学の同僚らは、この転換点に注目し、クロノタイプが夜型化するのを止め、朝型化し始める瞬間こそが、思春期の終わりを示す最も明確な生物学的指標であると学術誌『Current Biology』で主張している。これは、学校の始業時間が早いことが10代の学生たちに不利に働く理由の一部でもある。
研究者らは何十年もの間、「朝型・夜型質問紙(MEQ)」や、ルーネベルク自身が考案した「ミュンヘン・クロノタイプ質問紙(MCTQ)」などの検証されたツールを用いて、これらを測定してきた。



