アルゼンチンとスペインが対戦するワールドカップ(W杯)決勝は、米国史上最も高額なスポーツイベントだ。その決勝を前に、チケット価格はさらに跳ね上がり、2000ドル(約32万4000円。1ドル=162円換算)を超える高騰を記録した。
決勝の最安値は約153万9000円、平均価格は約248万3622円
チケット販売サイトのTickPickによると、二次流通(リセール)市場における決勝の最安値は、米国時間7月18日の朝時点で9500ドル(約153万9000円)となった。アルゼンチンがイングランドを破って決勝の対戦カードが決まった7月15日時点の6943ドル(約112万5000円)から大幅に上昇した。
この価格急騰により、決勝は米国史上最も高額なスポーツイベントとしての地位を確固たるものとし、スーパーボウルやNBAファイナルといったイベントを余裕をもって上回った。
二次流通市場の平均価格も上昇している。SeatPickのデータによると、決勝チケットの平均価格は1万5331ドル(約248万4000円)に達した。7月15日から4000ドル(約64万8000円)近く上昇している。
二次流通市場とは別に、FIFA公式サイトでも決勝チケットは購入できる。ただしその最安値は2万1995ドル(約356万3000円)で、二次流通市場の最安値9500ドル(約153万9000円)を大きく上回る。
7月18日開催、イングランド対フランスの3位決定戦の最低入場チケット価格は598ドル(約9万7000円)となっていた。W杯のトロフィーを争う試合ではないものの、キリアン・エムバペやジュード・ベリンガムといったスター選手が出場した。
2026年のW杯は、大会史上最も高額な大会となっている。大会開幕の約2カ月前の時点で、ロサンゼルスで開催されるグループステージの試合の最安値は、FIFAの再販市場で平均1040ドル(約16万8000円)だった。
ただし、大会期間中の価格下落を捉える上では、二次流通市場が重要な役割を果たした。準々決勝のベルギー対スペインでは、両チームがそれぞれ米国と、クリスティアーノ・ロナウド擁するポルトガルを大会から敗退させた後、チケット価格が60%下落した。
FIFAは高額な価格設定をめぐって批判を浴びている。加えて、決勝の芝生を切り取った芝生片が少なくとも450ドル(約7万3000円)で販売されるなど、高額な商品も批判の的となっている。



