複数の報道によると、映画『オデュッセイア』は極めて好調な滑り出しを見せており、米国および米国外で2億5780万ドル約417億6360万円。1ドル=162円換算)の興行収入をあげる見通しだ。実現すれば、クリストファー・ノーラン監督作品として過去最高の全世界オープニング興収となる。
全世界オープニング興収は約417億6360万円の見通し
Deadlineによると、『オデュッセイア』の全世界オープニング興収は2億5780万ドル(約417億6360万円)に達する見込みだ。この金額は、『ダークナイト ライジング』の約2億4900万ドル(約403億3800万円)と、『オッペンハイマー』の約1億8000万ドル(約291億6000万円)を上回る。
ホメロスのギリシャ叙事詩を原作とする本作は、米国時間7月17日に米国で5100万ドル(約82億8000万円)を記録したとVarietyが報じた。この好調な初日の成績を受け、Varietyは米国でのオープニング週末興収が最大1億2000万ドル(約194億4000万円)に達すると予測している。Deadlineの別の予測では、米国内オープニング興収を最大1億3700万ドル(約221億9400万円)に達する可能性も示されている。
『オデュッセイア』が米国内で1億3700万ドル(約221億9400万円)のオープニング週末を記録した場合、2026年公開作品では『トイ・ストーリー5』の1億5900万ドル(約257億5800万円)には届かないものの、『ザ・スーパーマリオ・ギャラクシー・ムービー』の1億3100万ドル(約212億2200万円)を上回る。
ノーランの最新作は批評面で高い評価を受け、興行面でも好調なスタートを切っている。記事執筆時点のRotten Tomatoesでは、批評家による評価が95%、観客による評価が97%となっている。
損益分岐点は少なくとも約1013億円
『オデュッセイア』が損益分岐点に達するために必要とされる世界累計興行収入は、少なくとも6億2500万ドル(約1012億5000万円)だ。報道されている製作費は2億5000万ドル(約405億円)で、マーケティング費用は1億2500万ドル(約202億5000万円)に上る。興行収入から劇場側の取り分も差し引かれるため、映画会社が製作費や宣伝費を回収するには、少なくとも6億2500万ドルの世界興収が必要になるとみられている。



