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2026.07.18 08:00

スペースX株価が再び上場来安値、スターシップ打ち上げ延期が足かせ──マスクの資産額は「約7兆円」減

Chip Somodevilla/Getty Images

マスクの資産額は8000億ドル割れ

マスクの資産額は、スペースXの記録的な上場時の水準を下回っており、6月3日時点の8130億ドル(約132兆円)を割り込んだ。同社の上場によってマスクは史上初めて「トリリオネア(資産額1兆ドル超えの富豪)」の称号を手にし、スペースX株が上場来高値を付けた6月16日には、その資産額は1兆4500億ドル(約236兆円)のピークに達していた。そこから17日までに7000億ドル(約114兆円)近くの資産が消失したことになる。

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マスクが率いるテスラは7月22日に決算発表

同じくマスクが率いるテスラは7月22日に決算発表を控えている。決算発表会を前に株主からはマスクやテスラ幹部への質問が寄せられているが、賛成多数となった質問のいくつかは、テスラの「ロボタクシー」計画がなぜ「停滞」しているのかを問うものだった。その中の質問の1つには、テスラに対して「設定した短期的な目標の達成を阻んでいる要因は何か」と直接迫るものもある。

スターシップは成長戦略の最前線という位置付け

今回のスターシップの試験飛行は、5月の打ち上げ失敗に続くものだった。当時の飛行では複数のエンジンの再点火に失敗し、大型ブースター「スーパーヘビー」がメキシコ湾への制御着陸に失敗している。マスクは、貨物や人類を月や火星に運ぶという同社の野望を語るにあたり、全長約400フィート(約120メートル)に及ぶ史上最大の宇宙船であるスターシップの性能を長年誇示してきた。これまでの試験飛行では爆発に至ったケースもあるが、マスクは昨年の打ち上げ失敗を「軽微な後退」と呼び、「人類のマルチプラネタリー(複数惑星居住)を実現するのは容易ではない」と主張していた。スペースXは上場時の目論見書の中で、スターシップを成長戦略の最前線に位置付け、この「世界初の完全再利用型の宇宙船」によって軌道到達にかかるコストを99%削減するとの目標を掲げている。

forbes.com原文

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翻訳=江津拓哉

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