経営・戦略

2026.07.27 08:30

90兆円の隠れ資産争奪戦、バイセルが仕掛ける驚異のAIオペレーション

徳重浩介|BuySell Technologies代表取締役社長兼CEO

 ──過去6年で6社を買収した。今後のM&Aの戦略は。

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徳重:出張訪問も店舗買取も、同じビジネスモデルの会社をロールアップしてきた。M&Aは時間を買えるが、同時にケイパビリティを買えることも大きい。例えば24年に買収した「買取むすび」は1店舗当たりの利益が当社より高く、店舗の最適な人員配置などを学ばせてもらった。また、今年M&Aしたばかりの「買取専門店 諭吉」は長崎県でドミナント出店しており、地域で認知度を高めて集客するスキルを吸収したいと考えている。

逆に当社の強みであるオペレーションマネジメントをグループ会社に展開することで、M&A先のトップラインを伸ばしたり利益率を高めたりする効果もある。大切なのはお互いのケイパビリティを活用することだ。例えば当社は着物の買取が得意で、「福ちゃん」は骨董の買取が得意。買取ノウハウを共有したことが、グループ全体のトップラインの伸びに貢献している。

(続きは7月24日発売「Forbes JAPAN 2026年9月号」でご覧ください。)

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 BuySell Technologies◎「バイセル」ブランドを中核として、中古品の買取・販売を行うリユース事業を運営。出張買取・店舗買取を中心とし、グループで年間45万件以上の出張査定、全国約500店舗を展開。従業員数は2440人(連結、2026年3月時点)。25年12月期連結業績は、売上高が前年比67.8%増の1006.1億円、営業利益が同91.1%増の90.4億円。今期はさらに売上高39.1%増、営業利益72.5%増を見込む。

とくしげ・こうすけ◎立教大学社会学部卒。2006年、リクルート(現リクルートホールディングス)に入社。リクルートマーケティングパートナーズ執行役員、リクルートライフスタイル執行役員などを経て、2024年4月にBuySell Technologies代表取締役社長兼CEOへ就任。

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文=村上 敬 写真=ヤン・ブース

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