フェドロウの未来志向でデジタル技術を重視する姿勢と、後任に名前が挙がるイーホル・クリメンコ内相(前国家警察長官)の姿勢を対比する向きもある(編集注:ウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領は国防相の代行にイェウヘニー・フマラ保安庁=SBU=長官代行を指名し、最高会議=国会=に対して国防相への任命を支持するよう要請すると発表した)。
ウクライナの作家イリヤ・ポノマレンコは皮肉たっぷりにこう書いている。「わたしたちに必要なのは、新兵にベッドのシーツを病院式にきっちり整えるよう教え込んだと自慢し、将軍たちや大手防衛企業の好みにも合うような元警察高官なのでしょうね」
ウクライナで最も有能なドローン部隊指揮官のひとりとして知られるパウロ・イェリザロウ空軍副司令官は、フェドロウの更迭を「悪」と断じ、抗議の意思を示して辞表を提出した。
すでに首都キーウをはじめ各地で大規模な抗議デモが発生している。こうした反応は、ウクライナ政府が昨年、汚職対策機関の独立性を奪おうとした際に起こった反発と重ねる見方もある。この措置は結局、撤回に追い込まれた。
Zelenskyy’s decision to sack Ukraine’s popular Defence Minister and back the unpopular Commander in Chief has triggered large protests in the Ukrainian capital.
— Oz Katerji (@OzKaterji) July 16, 2026
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クライナの戦争努力に大きく貢献してきたフェドロウは、目覚ましい功績を残して国防相を退くことになった。ただ今後、新たな閣僚ポストや何らかの役職に任命されてこれまでの仕事を継続したり、あるいは以前のポストに復帰したりする可能性もある。
国防相としての彼の別れの言葉はこう締めくくられている。「続く。」
16日(米東部時間)更新:ゼレンスキーはこう表明した。「戦時下にあって、大統領は本来、こうした状況で選択をすべきではありません。わたしが何より望んでいるのは団結です。(中略)フェドロウはわたしのチームにとどまりますが、どのような役職を担うかについては追って発表します」
一方、フェドロウは、抗議デモが起こった理由について自身の見解を率直にこう述べている。「ウクライナ国民が街頭へ繰り出したのは、戦場でも空でもウクライナが主導権を握り始めていたにもかかわらず、その流れが断たれてしまったからです。ウクライナ国民は、この国が掲げる価値観に基づかない決定が下されるとき、敏感に察知します」。フェドロウはさらに、自身をシルシキーが排除しようとしたとする動きについて、より詳細な説明をした。これを受けて、シルシキーの更迭を求める声も高まっている。


