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2026.07.20 11:00

テスラ株、2026年後半に急落しかねない「理由」とは?

Tada Images - stock.adobe.com

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テスラ株は2026年に入ってこれまでに約7%下落(米国版記事掲載時点)しており、年内さらに下落する可能性がある。

テスラは、下げによって納車台数は過去最高を記録したが、利益率は低下し、売上高の伸びの多くは、保証と関税に関連する自動車部門の一時的な要因によるものだった。同社はロボタクシー、自動運転車、ヒューマノイドロボットへの移行を試みるが、中核の自動車事業はBYDなど中国勢との激しい価格競争にさらされている。

テスラ株は株価収益率(PER)が373倍(米国版記事掲載時点)という高いバリュエーションにあり、イーロン・マスクが過大な約束を繰り返してきた実績もある。それらを踏まえると、スペースXが同社の買収を提案しない限り、株価は下落する可能性が高い。

2026年後半に向けたテスラの現状、米国時間7月22日には第2四半期決算報告

テスラの足元の業績は、記録的な販売規模と低下する収益性が同居している。投資家を動揺させているのは、市場予想を大幅に上回る設備投資見通しだ。米国時間7月22日の決算報告で、テスラが市場予想を上回る好決算を示せなければ、株価は大きく揺さぶられかねない(編注:決算説明と質疑応答のライブ配信は、米中部時間7月22日午後4時30分から。日本時間7月23日午前6時30分から)。

CNBCによれば、テスラの直近の決算はまちまちの内容だった。売上高は223億9000万ドル(約3.64兆円。1ドル=162円換算)で、ロンドン証券取引所グループ(LSEG)がまとめたアナリスト予想を2億5000万ドル(約405億円)下回った。一方、調整後1株当たり利益(EPS)は41センとなり、予想を4セント上回った。

7月22日発表予定の第2四半期決算も、株価を動かす可能性が高い。テスラが予想を上回りガイダンスを引き上げれば、株価は上昇する可能性がある。

テスラにとって明るい兆しとなったのは、7月2日に発表された第2四半期の納車台数だ。CNBCによると、その台数は48万126台で、StreetAccountのコンセンサス予想を7万3526台上回った。

伸びの多くは、欧州と中国が牽引した。Intellectiaによれば、欧州の納車台数108%増、中国は6月の卸売台数が24%増加した。

第2四半期決算を精査する投資家が注目しそうな点は、非GAAPベースのEPSが市場予想レンジである0.44ドル0.47ドル(約71~76円)を上回るかどうかだ。加えて、納車台数の急増が値下げによって生じたものであり、その結果として自動車部門の粗利益率を市場予想以下に押し下げていないかにも関心が集まるだろう。

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