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金融市場に関する記事を中心に執筆

Stocksnapper / Shutterstock


ファストカジュアルレストランチェーンの米シェイク・シャックが発表した第3四半期の決算報告は、予想をはるかに上回る売上高で今後の見通しも明るいことから、株価は時間外取引で7%上昇した。

レストラン経営業のダニー・メイヤーが創業したニューヨークに本社を置く高級ハンバーガーチェーン、シェイク・シャックは、今年1月にIPOを実施。先日の決算報告では1株当たり10セントの純利益150万ドルを計上した。この数字はアナリスト予想に対し1株当たり+3セント、予想純利益50万ドルをはるかに超え、前年同期比では+2セントと好調だ。

総売上はアナリスト予想の4750万ドル(約58億6000万円)を上回り、67%増の5330万ドル(約65億7000万円)。営業2年以上の既存店売上高は17.1%増で、分析基準となった店舗数が現在より4店舗少ない前年同期の1.2%をはるかに上回る数字を叩き出した。

約10年前にマディソンスクエアのホットドッグ屋台からスタートしたシェイク・シャックは、第3四半期だけで全米に4店舗を新規オープン。その後も2店舗をオープンさせている。今年度中に全米で12の新店舗をオープンさせ、来年度からは更に年間14店舗以上増やすという当初の目標は、着々と達成されていることになる。

経営者は、投資家を集めた業績報告で、来年度後半に集中的に新店舗を開業するとした。

この度の業績を受け、今年度総売上高として、1億7100万ドルから1億7400万ドル(約211億~215億円)としていた先の見通しを、1億8900万ドルから1億9000万ドル(約233億~234億円)に上方修正。既存店売上高についても、1桁台半ばから後半としていた成長率を11%から12%に修正した。

だが、経営側は投資家に向けた説明で、長期的視野で成長を見据えて欲しいと念を押した。今年に入り10%上昇しているシェイク・シャックの株価は、決算報告後7%上昇、54ドル70セントの値を付けた。

同社の株価は、同カテゴリのファストカジュアルレストラン、チポトレに続いて株式を公開した競合と比較しても、好調に推移している。今年、ファストフードチェーンのウィングストップは20%下げ、ボージャングルズは30%近く下落、エル・ポロに至っては60%の大幅急落という結果だ。

文=ローレン・ゲンスラー(Forbes)/ 編集=上田裕資

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