7割が倍速や流し聞きで動画を消費
では動画を充実させれば企業の情報は届くのかというと、視聴の実態はそう単純でもないらしい。動画から企業情報を得るときの視聴スタイルを尋ねると、「倍速再生にして短時間で視聴する」(26.9%)が最も多く、「画面は時々見る程度で主に音声を流し聞きする」(25.2%)、「バックグラウンド再生で音声だけを聴く」(18.3%)と続いた。効率重視の視聴を選ぶ層は、あわせて7割にのぼる。

なかでも画面を見ない流し聞きとバックグラウンド再生だけで4割を超えている。企業が予算や工数をかけて映像を作り込んでも、その多くは求職者にじっくり見られてはいないのだ。
整えることと届くことのあいだには、思いのほか深い溝があるようだ。手をかけた分だけ伝わるという前提そのものが崩れつつある。リアルな本音を知りたいという求職者に企業が自社の姿をどう伝えれば信じてもらえるのか。試行錯誤はこれからも続いていきそうだ。
【調査概要】
調査対象:新卒1〜3年目の会社員1013人
調査期間:2026年6月9日〜6月10日
調査方法:インターネット調査


