健康

2026.07.21 08:15

毎日ヨーグルトを食べる人は太るのか 1万人の腸内検査でわかった事実

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この意外な結果について、SheepMedicalは次の2つの要因を推測した。ひとつは「因果関係の逆転」、もうひとつはガゼリ菌そのものの性質だ。

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因果関係の逆転
SheepMedicalは、体型に悩んでいる人ほどテレビや雑誌の健康情報に流されやすく、ガゼリ菌入り商品やヨーグルトを積極的に摂取している可能性を指摘している。つまり、ガゼリ菌が多いから太っているのではなく、太っている人の腸内には結果としてガゼリ菌が多いという、因果関係の逆転現象が起きているということだ。

ガゼリ菌とは
もうひとつ考えられるのは、食事で摂取した脂肪分やカロリーは、大部分が小腸で吸収されるのだが、ガゼリ菌が定着するのは大腸なので、食べたものは、小腸で脂肪分とカロリーが吸収された後にガゼリ菌が生息する大腸に到達するという事実だ。したがって、どんなにガゼリ菌が多かろうと、あまり活躍できない。

また同社は、ガゼリ菌は「腸の吸収機能そのものを根本から変化させる」ものではなく、「脂質の吸収過程に対して特定の条件下で何らかの影響を与える可能性」に留まるとされていることを指摘。そのため、ただガゼリ菌を摂取したからといって、また腸内にガゼリ菌がたくさんいたからといって、「自動的にBMIの低下がもたらされるわけではない」と話している。

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それどころか、BMIが高い人の食事に関する傾向のほうが、ガゼリ菌うんぬんよりも重大な影響を与えていることが分析によって明らかにされた。コンビニ弁当やお惣菜、ファストフード、インスタント食品といったいわゆる超加工食品の摂取頻度のほうが、BMIとの決定的な相関を示したのだ。美容体重グループとの比較では、肥満グループのコンビニ弁当またはお惣菜の摂取頻度は11.5ポイント、ファストフードの摂取頻度は8.5ポイント、インスタント食品は6.3ポイントも高かった。

結論として、痩せたいならば、「ヨーグルトを食べているから大丈夫」のように、特定の健康食品を免罪符にしないこと。そして、工場で極度に加工された超加工食品をなるべく避けて、野菜、肉、魚、穀物など食材の形がわかる未加工、低加工の食品を中心に摂取し、カロリーや栄養バランスを根本的に見直すことが大切であり、インスタント食品をばりばり食べながらヨーグルトを摂るという「足し算の健康法」ではダメ、ということだ。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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