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食&酒

2026.07.17 09:00

新研究が示唆するアボカドオイルの「偽装」問題、54製品のうち48品から他の油も検出

stock.adobe.com

偽装だけではなく劣化した製品も

検査対象には以下を含む約24ブランドの製品が含まれていた。

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Chosen Foods(チョーズン・フーズ)

Kettle Brand(ケトルブランド)

Lay's(レイズ)

Lesser Evil(レッサーエビル)

Primal Kitchen(プライマルキッチン)

Siete(シエテ)

Simply Frito Lay(シンプリー・フリトレー)

「消費者は、アボカドオイルやオリーブオイルを使った製品に、ますます割高な対価を支払うようになっています。消費者には支払った対価に見合うものを受け取る権利があります。そして食品メーカーの側も、サプライヤーから仕入れる原材料が本物だと確信できるようであるべきです」と、ワンは声明で述べている。

500%超。アボカドオイル製品は、安価な油を使った同種の製品に比べ、これほどの割高な価格で売られている。たとえば、ウォルマートのウェブサイトでは、従来型のマヨネーズは1オンス(約28グラム)あたり約10セント(約16円)だ。一方、チョーズン・フーズとプライマルキッチンのアボカドオイル・マヨネーズは、それぞれ1オンスあたり67セント(約109円)、65セント(約105円)で売られている。

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健康志向の高まりと「より体に良い」パッケージ食品の流行を追い風に、アボカドオイルは過去10年で一般的な調理用食材となった。オリーブオイルやココナッツオイル、地中海式食事法が人気を集めてきたのと同じ流れだ。アボカドオイルはもともと飽和脂肪酸が少なく、一般的な植物油より「クリーンな」油だと受け止められている。そのため企業は「アボカドオイル使用」と銘打つだけで、製品をより健康的でプレミアムな選択肢として売り出せる。

こうしてブームがアボカドオイルの需要を押し上げた。ところが、需要の拡大に純度に関する業界基準の整備が追いつかず、UCデービスの研究が指摘するような偽装の温床が生まれた。その結果、今日では生産者が少量のアボカドオイルに安価なキャノーラ油やサフラワー油を混ぜるだけで、マーケティングは何も変えずに、簡単に利益を膨らませることができてしまうのだ。

今回発表された調査結果は、UCデービスが長年積み重ねてきた一連の報告の延長線上にある。同校が2020年に発表した研究では、市販の瓶詰めアボカドオイルの82%が劣化して品質が落ちているか、他の油と混ぜられていることが判明した。さらにその後の研究でも、プライベートブランドのアボカドオイルの70%が劣化または偽装されていたことが分かっている。

(forbes.com 原文)

翻訳=酒匂寛

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