サッカー界で最も裕福かつ著名なスターの一人であるリオネル・メッシが、一部のワールドカップ(W杯)観戦者の間で陰謀論の的となっている。彼らは国際サッカー連盟(FIFA)がメッシとアルゼンチン代表を優遇していると非難しており、同国代表は米国時間7月15日にイングランドを破ってW杯決勝進出を決めた。
メッシがドレスを着たお姫様のような姿で描かれ、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長に寄り添うミーム(一部はAI生成)がSNS上で拡散している。数十万件の「いいね」を集めたものもあり、一部のW杯視聴者は、統括団体であるFIFAがこのサッカー界のレジェンドを優遇していると非難している。
米国時間7月14日(火)以降、X(旧ツイッター)でのある投稿は100万回以上の表示と9万件の「いいね」を獲得した。その投稿は、笑顔の写真が掲載されたインファンティーノ会長について、「メッシのライバルをすべて排除することに成功した」から喜んでいるのだと非難している。
Look how happy he is, he’s successfully taken out all of Messi’s competition pic.twitter.com/uUYPDTUV5e
— (fan) Trey (@UTDTrey) July 14, 2026
TikTokでのある投稿は200万回以上の「いいね」を獲得しており、メッシが追加のペナルティーキック(PK)を得るために「数百万ドル」の支払いを申し出たという根拠のない非難を展開している。これは、彼を「不正行為(チート)」で告発するSNSユーザーたちの合唱に拍車をかけている。
@ashleyhasrizz pessi🇦🇷#pessi#soccer#blowthisup#messi#fypシ ♬ give me penalty please - a
批判者らは前回の2022年大会の時点からメッシを「FIFAのプリンセス」と呼んでいたが、優遇疑惑は今年、アルゼンチンが激戦となったエジプト戦の終盤に3-2で勝利を収めたことで勢いを増した。
また、アルゼンチンが準決勝に至るまでにFIFAランキング上位13チームのいずれとも対戦しなかったという、歴史的にも極めて容易だった勝ち上がりのプロセスを指摘する声もある。もっとも、ランキング4位のイングランドに対する逆転勝利により、こうした批判の一部は勢いを失っている。



