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2026.07.16 14:30

米ファストフード・ファストカジュアルの株価が急落、レタス関連の寄生虫サイクロスポラ感染拡大

Tada Images - stock.adobe.com

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米国時間7月15日、ファストフードおよびファストカジュアル外食企業数社の株価が下落した。レタスなどの食材との関連が疑われるサイクロスポラの集団感染の流行について、投資家が懸念を強めているとみられる。特にサラダチェーンのスイートグリーンの株価は5.6%の大幅安となったが、これまで同社に関連する症例は確認されていない。スウィートグリーンはメニューの中心が生野菜であり、一部の消費者がこの流行の間それらを避けていることから、株価は直近1カ月で24%超も急落している。

タコベルは7月14日、ミシガン州の一部フランチャイズ店ではレタスの提供を取りやめたとブルームバーグに対し明らかにした。激しい下痢を引き起こすおそれのあるこの寄生虫による流行の報告数が最も多い州である。タコベルの親会社ヤム・ブランズの株価も7月15日に3.3%下落し、直近5営業日では7.4%下げている。

チポトレの株価は月15日に4.8%下落したが、直近6営業日では依然として上昇を維持している。チポトレの最高広報責任者兼食品安全責任者であるローリー・シャロウは、Forbesに寄せた声明で、同社の食材が今回の集団感染に関連しているとは考えていないとした上で、「状況を注視し、新たな情報が入り次第精査していく」と述べた。

保健当局は、進行中の集団感染といずれの外食チェーンとの関連を公には示していない。ただし、関係者はワシントン・ポストに対し、当局がタコベルを調査していると語った。デトロイトの店舗ではレタス、ワカモレ、パクチー、ピコデガヨ(Pico de Gallo)などの食材をメニューから外したと報じられている。

サイクロスポラとは

サイクロスポラは顕微鏡でしか見えない寄生虫で、腸の感染症であるサイクロスポラ症を引き起こす。米疾病対策センター(CDC)によると、サイクロスポラ症の主な症状は、主に水様性の下痢、倦怠感、食欲不振を伴う腸管疾患としている。この疾患は通常、人から人へ広がるものではないが、寄生虫に汚染された食品を摂取することで感染が広がる可能性がある。

当局は集団感染の調査を続けており、7月15日時点で感染源は特定されていない。ミシガン州の最高医療責任者であるナターシャ・バグダサリアンは7月13日の声明で、「初初期段階の情報では、調査の課程でレタスが共通する製品としてたびたび浮上している」と述べた。

ミシガン州の公衆衛生当局によると、同州で報告されたサイクロスポラ症の症例数は3762例に上る。このうち44例は入院を必要とした。CDCは7月14日時点で、全米で計1645例のサイクロスポラ症を確認している。さらに5100例超については、感染を確定するため追加調査が必要だとしている。

forbes.com 原文

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